「健康のために1日1万歩が理想」とよく言われますが、実は7,000歩が最も効果的という研究結果があるのをご存じですか?
最新の国際研究チームの発表によると、1日7,000歩を歩くだけで死亡リスクが約47%も低下することが明らかになりました。
さらに、認知症や糖尿病、うつ病の予防にも効果があるという衝撃のデータも。
でも、「7,000歩ってどのくらい?」「毎日続けられるのかな?」と疑問に思いますよね。
この記事では、研究結果の要点はもちろん、無理なく7,000歩を達成するコツやおすすめアイテムまで、まるっとご紹介します!
1日7,000歩で早死リスクが半減するって本当?
1日7,000歩という数字には、最新の研究結果に基づいた明確な根拠があります。
ただ漠然と「歩いたほうが健康にいい」と言われるよりも、実際のデータを知ることで納得感がぐんと高まりますよね。
ここではまず、今回の研究がどんな背景で行われ、どんな根拠があるのかを詳しく見ていきましょう。
研究の発表元とデータの信頼性
この研究は、シドニー大学とケンブリッジ大学などの国際研究チームによって行われたものです。
発表されたのは、イギリスの医学誌『ランセット・パブリック・ヘルス』という非常に権威ある雑誌で、内容の信頼性はお墨付きです。
研究では、過去に実施された57件の歩数と健康に関するデータを統合し、約16万人分の情報を解析しています。
これほど大規模で網羅的な研究は珍しく、その結果は健康指導や医療の現場にも影響を与えるほどの説得力があるといわれていますよ。
「なんとなく体にいい」ではなく、「科学的に正しい」というのがこの研究の大きな強みなんです。
【健康効果】1日7000歩で死亡リスク半減か シドニー大などのチームが発表https://t.co/ilQF4qtJ0T
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 24, 2025
2千歩しか歩かない場合に比べて死亡リスクが47%減るほか、心血管病やがん、認知症なども抑制するという。チームは「体をあまり動かさない人には7千歩が現実的な目標になるかもしれない」とみている。
死亡リスクが47%も下がる理由とは?
結論から言うと、1日7,000歩を歩くことで、身体全体の血流や代謝が改善され、生活習慣病のリスクが大きく下がるからです。
具体的には、心臓病・がん・認知症・うつ病・糖尿病など、早死に直結するさまざまな病気の発症リスクが軒並み低下することがわかっています。
今回の研究では、1日2,000歩しか歩かない人に比べて、7,000歩歩いている人は死亡リスクが約47%も低下していました。
さらに、認知症リスクは38%減少、うつ病は22%減少、糖尿病は14%減少と、具体的な数字で見ても効果の高さが際立っています。
歩くというシンプルな運動が、これほど多くの病気の予防につながるなんて、本当にすごいですよね。
ただし、歩数が多ければ多いほど良いというわけではなく、効果は7,000歩前後でピークを迎える傾向があるそうです。
つまり、無理に1万歩を目指さなくても、7,000歩でしっかりと健康効果が得られるというのは、忙しい現代人にとっても嬉しい発見です。

私も早朝の気温が高くなる前までは平日ウォーキングしていました。大体毎回9,000歩歩いてましたが、結構キツイです。7,000歩でも大丈夫とのことで、なんだか嬉しくなります!
1日7,000歩がもたらす予防効果の全貌
ここからは、7,000歩を毎日歩くことで具体的にどんな病気の予防につながるのかを見ていきます。
なんとなく「健康にいい」と言われるよりも、数字で「どのくらいリスクが減るのか」を知ると、歩くモチベーションもグッと上がりますよね。
1日7000歩で死亡リスク半減と
— 福笑 (@smile106uvu) July 24, 2025
シドニー大などのチームが発表
本当に歩く事って大切!
5000歩歩くと要介護
7000歩歩くと心血管病を防ぐ
願わくば
ゆっくりマイペースに歩くより
15分は速歩きにして欲しい
脂肪燃焼
心肺機能向上
体力アップ
などに繋がる!
一駅分歩く
とか
昼休みに歩くとか
歩こう pic.twitter.com/JRgpBY2qLH
認知症・うつ病・糖尿病などのリスク低減
まず注目すべきは、認知症のリスクが38%も減少するという点です。
認知症の予防には有酸素運動が効果的と言われていますが、7,000歩のウォーキングでもしっかり効果があるのは嬉しいですね。
次に、うつ病のリスクも22%減少するというデータがあります。
歩くことで脳が活性化し、ストレスホルモンが抑えられることで、心の健康にもつながるんです。
さらに、糖尿病のリスクも14%減少しており、これはインスリンの働きが改善されたり、血糖値のコントロールがしやすくなるためと考えられています。
歩くことは、体の代謝を自然に高めてくれるので、特別な器具やサプリを使わなくても、地道にコツコツ続けることで体質改善につながるのが魅力です。
読めば歩きたくなる!
— 尾形 哲 肝臓先生『肝臓から脂肪を落とす』 (@ogatas0520) January 23, 2025
厚労省 成人男性1日7000歩
健康長寿医療センター研究所
病気予防のために8000歩
江戸時代の庶民なんと3万歩! #ウオーキング
⇒ストレス軽減
⇒内因性ステロイド減少
①減量
②うつ予防
③熟睡
④便秘改善
効果絶大 費用ゼロ円
やらない選択肢はないやろ! pic.twitter.com/QjeQkq0g82
なぜ7,000歩が“ちょうどいい”のか?
多くの人が「1日1万歩が理想」と聞いたことがあると思いますが、実はその根拠は意外とあいまいなんです。
今回の研究では、7,000歩を超えたあたりから健康効果の伸びは横ばいになるという傾向が示されました。
つまり、7,000歩くらいまでで主要な健康メリットはほぼ得られてしまうということですね。
しかも、7,000歩なら時間にしてだいたい60〜70分程度のウォーキングで達成可能。
忙しい日常の中でも無理なく取り入れやすく、続けやすいのが大きな魅力です。
逆に、1万歩を目指すと、時間的にも負担が大きくなり「継続できない」という人も多いんですよ。
だからこそ、「ちょうどいい」ラインが7,000歩。頑張りすぎず、でもしっかり効果が出る黄金バランスなんです。



1万歩は結構キツイです💦時間もかかります。
1日7,000歩を無理なく続けるコツ
せっかく健康にいいとわかっても、「毎日7,000歩って実際ムリじゃない?」って思っちゃいますよね。
でも、ちょっとしたコツを取り入れれば、実はそんなに難しいことではないんです。
この章では、忙しい毎日の中でも自然に歩数を増やすアイデアや、生活に取り入れやすい工夫を紹介していきます!
忙しい人でもできる生活への取り入れ方
まずおすすめなのが、「ながら歩き」を意識することです。
例えば通勤時に1駅分歩く、昼休みに10分だけ外に出て歩く、買い物ついでに少し遠回りするだけでも、歩数はかなり稼げますよ。
家の中でも、洗濯や掃除をこまめに行ったり、電話をしながら部屋の中を歩き回ったりするだけで歩数は地味に伸びていきます。
さらに、朝と夜に15分ずつ散歩するだけでも、1日7,000歩にかなり近づけます。
大事なのは「まとめて歩こう」と思いすぎないこと。小さな積み重ねでも、1日で見ると意外と歩けてるんですよね。
また、エレベーターより階段を使う、近くのコンビニまであえて歩く、などちょっとした選択が積もり積もって大きな効果に繋がります。
歩数アプリ&おすすめアイテム紹介
「今日はどれくらい歩いたかな?」って感覚だけじゃわかりにくいですよね。
そんなときに便利なのが、スマホの歩数計アプリです!最近は無料でも高性能なアプリが多くて、毎日の記録をグラフで見られるものもあります。
特におすすめなのは「Google Fit」や「iPhoneのヘルスケアアプリ」。スマホを持ち歩くだけで自動的に歩数をカウントしてくれます。
毎日7,000歩達成できた日はスタンプがついたり、目標を超えると通知で褒めてくれる機能もあって、ちょっとした達成感が嬉しいですよ。
また、Apple WatchやFitbitなどのウェアラブルデバイスを使えば、心拍数や消費カロリーも同時に記録できるので、より本格的な管理が可能です。
さらに、ウォーキング専用のシューズや軽量のバックパックなど、歩きやすさをアップさせるアイテムもチェックしておきたいところ。
お気に入りのグッズやアプリがあるだけで、歩くのがちょっと楽しくなりますよね。
ここまで読んで「ちょっとやってみようかな」と思えた方は、まず今日の帰り道からでもOK。



私も歩数計アプリを使っています!そのアプリはGoogle Fit とも繋がっていて、健康管理にも良く、ポイントが貯まるのが嬉しいです!褒めてもらえるのも嬉しいですよ。
よくある質問Q&A:1日7,000歩の歩行習慣について
Q: 1日7,000歩って、どれくらいの時間がかかりますか?
A: 個人差はありますが、一般的にはおよそ60~70分程度で達成できます。通勤や買い物など、日常生活の中で「こまめに動く」を意識することで、自然とクリアできる歩数です。
Q: 7,000歩よりもっと歩いた方が、さらに健康にいいんですか?
A: 一概に「歩けば歩くほどいい」というわけではありません。研究では、7,000歩を超えると健康効果は頭打ちになりやすいことが示されています。無理なく続けられる7,000歩がベストバランスと言われています。
Q: 歩くだけで本当に認知症や糖尿病が予防できるんですか?
A: はい、科学的にもその効果が認められています。今回紹介した研究では、認知症リスクは38%、糖尿病リスクは14%減少するという結果が出ています。軽い運動で脳や代謝が活性化することが背景です。
Q: 雨の日や外出できない日はどうすればいいですか?
A: 室内でもできる「ながら歩き」やステッパー、家事を多めにこなすことで歩数を稼ぐことができます。また、YouTubeのウォーキング動画なども活用すると楽しく続けられますよ!
Q: 高齢者にも1日7,000歩って安全ですか?
A: 年齢や体力に応じて調整は必要ですが、無理のない範囲でのウォーキングは高齢者にも効果的です。最初は3,000~5,000歩から始め、慣れてきたら徐々に増やすのがおすすめです。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
・1日7,000歩で死亡リスクが約47%低下
・認知症・うつ病・糖尿病のリスクもそれぞれ大幅に減少
・7,000歩を超えると効果は横ばいになりやすい
・通勤や買い物、家事を活用すれば達成可能
・歩数計アプリやウォーキンググッズの活用がおすすめ
これらの研究結果からわかるのは、1日7,000歩という現実的な目標が、私たちの健康寿命をしっかりと支えてくれるということです。
毎日完璧に歩かなくても、「今日は少し歩いてみようかな」と思えることがまず第一歩。
無理なく楽しみながら、あなたに合った歩き方を見つけていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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