2025年7月、人気バンド・ミセスグリーンアップルの野外ライブが開催されましたが、想定外の「音漏れ」によって周辺住民から怒りの声が続出しています。
SNS上では「蒲田〜大森まで響いてる」「家の中でもズンドコ音が止まらない」といったリアルな苦情が拡散。
一部では警察への通報や、運営に対するクレームも報告され、波紋を呼んでいます。
この記事では、実際にどれくらい音が届いていたのか、どのような問題が起きていたのかを徹底調査。
さらに、音漏れ参戦のマナーや、他の会場との比較までまとめています。
「住むときに考えろ」とか的外れなこと言うてる人へ https://t.co/PCpbf12OWL
— ペカ (@iKerOcoJwL31694) July 28, 2025
ミセスの野外ライブがうるさい？SNSで広がるリアルな苦情の声
自宅でも響く「ドコドコ音」…住民のストレスが爆発
ミセスグリーンアップルの野外ライブが開催された7月27日、SNS上では「家の中にいても重低音が響いてくる」といった苦情が相次ぎました。
音楽として楽しめるメロディーではなく、「ズンドコズンドコ」と響く低音だけが家の中にまで届き、住民にとってはまるで暴走族のスピーカー車が近くに停まっているかのようなストレスを感じたという声も。
実際、投稿者の中には「換気扇を回しながら料理をしていても聞こえる」「阪神の応援より音が大きい」と表現しており、室内でも十分に感じられる騒音レベルだったことがわかります。
こうした証言から、今回の音響は明らかに「生活環境に影響を及ぼすレベル」であったと考えられます。
次に紹介するのは、音だけでなく光の演出による影響も含めた住民の声です。
光と音のダブル攻撃に「ミセス嫌いになりそう」の声も
音の問題だけではありません。
一部の住民からは「光の演出が激しすぎる」といった不満の声も投稿されていました。
家の外まで照らすような強烈なライトが繰り返し点滅し、夜間の落ち着いた生活を妨げていたようです。
なかには、「ミセスのファンだったけど、さすがに今回の騒音と光のせいで嫌いになりそう」とまで言及する人も。
事前に「音や光が強い可能性があります」といった案内があればまだしも、住民に対して何の告知もなく開催されたことで、余計に不満が爆発した形となっています。
音と光、ダブルの刺激にさらされた近隣住民の怒りは、今もSNS上で拡散中です。
どのエリアまで音が届いた？蒲田〜大森の証言まとめ
音漏れが聞こえた具体的な場所と時間帯を検証
今回のミセスグリーンアップルのライブで注目を集めたのが、「音がどこまで聞こえていたのか」という点です。
SNS上では、東京都大田区の「蒲田〜大森」あたりでもライブの音がはっきりと聞こえていたという投稿が複数見られました。
とくに注目されたのが、7月27日の20時15分頃のポストで「今日のミセスの音漏れは大田区の蒲田〜大森あたりまで届いているようで。これが21時まで続くのはなかなかの騒音問題では？」という内容。
このエリアはライブ会場とされる山下ふ頭から直線距離で10km近く離れているにもかかわらず、音が届いていたことに驚きの声があがっています。
ライブ開始前日の金曜日にもリハーサルと思われる低音が聞こえていたという声もあり、3日間にわたって音が届いていた可能性があります。
これだけ広範囲に音が響いていたことから、ただの「音漏れ」というレベルではなかったことが推測されます。
ミセスの騒音問題の件、気になって公式ページ見たんだけど
— すまいる_SH🎨🏋️ (@smile_114514) July 28, 2025
音漏れで聴きにくる輩への注意喚起はしてるのに周辺住民に対してはなんもないのおもろすぎる pic.twitter.com/xxeM8muz2I
風向き・地形で変わる音の伝わり方とは？
音が遠くまで届いた理由のひとつとして、当日の「風向き」が関係しているという指摘もあります。
実際に、「昨日も聞こえていたが、今日は風向きが完全にこっちで全部聞こえている」といった声があり、風の流れによって音が増幅・伝播されていることが考えられます。
また、都市部の構造や建物の配置、道路の幅なども音の反響や到達に影響を与える要素です。
たとえば、建物の隙間を音が抜けやすい「都市峡谷」現象によって、音が思った以上に遠くまで伝わることがあります。
「家の中で換気扇を回していても聞こえた」という声もその証拠。
今後、同じ会場でイベントが開催される場合、天候や風の流れを加味した音響設計が求められるかもしれません。
続いては、ライブ会場となった山下ふ頭と、過去に話題となったノエビアスタジアムの音漏れを比較していきます。
山下ふ頭とノエビアスタジアム、音漏れがひどいのはどっち？
スタジアム構造と音響の違いを比較してみた
今回の騒音問題が発生した会場「山下ふ頭」は、海に面した広大な埠頭エリアで、屋根のない完全な屋外空間が特徴です。
壁や屋根がない分、音は遮られることなく周囲に拡散しやすく、海面によって音が反射して遠方まで届きやすい環境でもあります。
これに対して、過去に音漏れが話題になった「ノエビアスタジアム神戸」は、部分的に屋根がある設計で、音の反響を一定程度抑える構造になっています。
それでも音漏れの声が出ていたことから、スタジアムでも音響設計には十分な注意が必要だということが分かります。
屋外会場と屋根付きスタジアムでは、音の広がり方に明確な違いがあり、特に「山下ふ頭」のような開放型の会場では、音漏れリスクが高くなりがちです。
次は、実際にSNSで多く見られた苦情の内容をまとめていきます。
ミセスの騒音被害、Yahoo天気で見ると面白い
— 雑草KUSO♮ムカデ投稿者📖♥️ (@ZKMT801) July 26, 2025
比較的近い横浜駅あたりだと特にクレームは出てないけど、主に現場から北方面の鶴見付近でクレーム投稿が集中している
あとは新横浜の大倉山、川崎市の浜川崎でもクレームが出ている
やっぱり単純に音の大きさだけの問題では無いよな… pic.twitter.com/JUv7TnF8iR
SNSで多かった苦情の内容は？
SNSで特に多かったのは、「音がうるさすぎて寝られない」「家の中でも響く」「メロディーではなく重低音だけが伝わる」といった声です。
その中でも特徴的だったのは、「音が何の曲か分からないレベルで低音だけがずっと響いている」という内容。
これは、屋外で低音だけが空気中に伝わりやすい特性によるもので、距離が離れるほど高音は減衰し、重低音のみが残ってしまうためです。
また、「3日間連続でリハーサル音が響いていた」という証言もあり、ライブ当日だけでなく、事前の準備段階から生活に影響が出ていたケースもありました。
ノエビアスタジアムでも音漏れの話題はありましたが、山下ふ頭でのライブはそれを上回る範囲と強度で、住民のストレスがより強く表れている印象です。
騒音クレームの現状は？住民トラブルや苦情件数を調査
運営や警察への通報状況はどうなってる？
SNSでは、今回のミセスグリーンアップルのライブについて「通報した」という声も複数確認されています。
とくに「夜21時まで音が続く」「事前告知なしでいきなり始まった」「赤ちゃんが泣いて寝ない」といった状況から、警察や市役所に苦情を入れた住民もいたようです。
実際に、地域の掲示板や口コミアプリ上でも「110番した」「市に連絡したが、すでに何件も苦情が入っていると言われた」といったやり取りが報告されています。
ただし、イベントが正式な許可を取って開催されている限り、警察としては「対応が難しい」とする場合が多く、根本的な解決には至っていないのが現状です。
このような状況では、住民の不満がSNSに集中し、さらに拡散されていくという構図ができあがってしまいます。
今後も続く？対策はあるのか
今回のような音漏れ問題を防ぐには、まず主催者側が「事前の情報提供」と「地域への配慮」を徹底する必要があります。
たとえば、ライブ開催前にポストチラシを配布したり、ホームページ上で騒音の可能性を明記したりすることで、住民が心の準備をする時間を確保できます。
また、音響機器の指向性を調整したり、スピーカーの向きを工夫するだけでも音の飛び方は大きく変わります。
近年では「サイレントディスコ」のようにヘッドホンを使用したライブ形式なども注目されており、屋外イベントにおいても騒音を抑える手段は十分に存在しています。
主催者と地域の信頼関係が損なわれないためにも、今後は「楽しむ側」と「暮らす側」両方への配慮が求められていくでしょう。
音漏れ参戦は迷惑？SNSで賛否両論の声まとめ
「無料で聴けてラッキー」VS「非常識すぎ」
ミセスのライブで話題になったのが、いわゆる「音漏れ参戦」。
会場外に集まり、チケットを持たずにライブの音だけを楽しむ行為ですが、SNS上ではこの行為に対して賛否両論が巻き起こっています。
肯定派の意見としては、「チケットが取れなかった人にとっては救い」「無料で音を聴けてラッキー」といった声も見られました。
一方、否定派からは「集団でたむろされると近隣の迷惑になる」「ファンのイメージが悪くなる」「騒音で苦しんでる住民がいるのに、楽しんでる姿を見るとモヤモヤする」といった指摘も。
とくに今回は、音が予想以上に広範囲に響いていたため、音漏れ参戦が「迷惑行為」と見なされる要因になってしまった面も否めません。
今後もこのような議論は続くことが予想されるため、マナーについて考える必要があります。
別に良くない？むしろあんなに倍率の高いライブに当選しなくても音を聞けるってのはファンから見たらかなり羨ましいことを自覚した方がいい
— りんな🍏 (@EVM1VMOfK749645) July 26, 2025
音漏れ参戦のマナーと注意点とは？
音漏れ参戦をする際には、最低限守るべきマナーがあります。
まず、「会場外に集まることで人が密集し、周囲の交通や住民生活に支障をきたさないようにする」ことが基本です。
また、騒いだり写真・動画を撮影してSNSに投稿したりすると、近隣からの苦情が増え、アーティスト側にも悪影響が及ぶ可能性があります。
さらに、運営側が音漏れ参戦を黙認しているような場合でも、あくまで“公式に許可されている行為ではない”ことを忘れてはいけません。
「音漏れ＝誰にも迷惑をかけない楽しみ方」と思い込まず、場所・時間・態度を意識することで、周囲との共存が可能になります。
今後のイベントにおいても、ファンとしての自覚と配慮がますます求められる時代になってきています。
よくある質問とその答え（Q&A）
Q: ミセスのライブ音は実際どこまで聞こえていたの？
A: SNS上では「蒲田〜大森」あたりまで聞こえていたという証言が複数あります。ライブ会場の山下ふ頭からは直線で10km以上離れた場所です。
Q: 住民のクレームはどこに届けられているの？
A: 警察や市役所に通報したという声もありましたが、イベントが許可を取って開催されている場合、対応が難しいケースも多いようです。
Q: 音漏れ参戦って何が問題なの？
A: 音漏れ参戦自体は違法ではありませんが、人が集まりすぎたり騒いだりすると近隣に迷惑がかかり、マナー違反とされることがあります。
Q: なぜ重低音ばかりが家の中まで響くの？
A: 高音よりも低音の方が空気中を伝わりやすく、遠くまで届くためです。家の壁や窓を通り抜けて響くことも多くあります。
Q: 今後も山下ふ頭でライブは開催されるの？
A: 公式には未発表ですが、人気アーティストの会場として使われる可能性はあります。再発防止策や地域への配慮が今後の鍵となります。
まとめ
今回の記事では、ミセスグリーンアップルの野外ライブに関する音漏れ・騒音問題を取り上げました。以下に要点をまとめます。
- ライブの音は大田区の蒲田〜大森まで届き、住民から苦情が殺到
- 音漏れは「ズンドコ音」だけが響き、3日間にわたり続いたケースも
- 会場となった山下ふ頭は音が拡散しやすく、過去のノエビアスタジアムとも比較
- 運営や行政への通報もあり、今後の対策が急務
- 音漏れ参戦に対してはSNS上で賛否両論、マナー意識が問われている
この問題は、一部のファンだけでなく、近隣住民や運営側にも影響を及ぼすものです。
今後は主催者の対応と、ファン側のマナー意識の両方が求められる時代。
「楽しむ自由」と「生活の平穏」をどう共存させていくかが、今後の課題と言えるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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