自民党総裁選に向けて、小泉進次郎農水大臣が正式に出馬を表明しました。
注目すべきは、石破茂総理との会談を経て語られた「防災庁の設置」や「農政改革」など、石破路線を継承するという強い決意です。
この記事では、
・小泉氏が出馬を決意した背景
・石破総理との会談で交わされたやりとり
・防災庁設置や農政改革にかける想い
・党内での支持状況と勝算の行方
などをわかりやすく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
小泉進次郎が総裁選出馬へ
小泉進次郎農水大臣が、ついに自民党総裁選への出馬を正式に表明しました。
賛成だと都合が悪いらしいので拡散しましょう
— サキガケ (@nihonpatriot) September 16, 2025
小泉進次郎「前回の総裁選では、夫婦別姓に賛成したことで票が割れた。今回は賛成も反対も言わない」 pic.twitter.com/BuJ6O2XSqE
石破総理との会談で出馬の意向を正式表明
まず注目されたのは、総裁選出馬の意向を伝えるために小泉進次郎氏が石破茂総理と約40分にわたって会談したことです。
この日小泉氏は「地元の支援者に出馬の意向を伝えたので、その報告として総理にお会いしました」と語り、事実上の立候補表明となりました。
石破総理からは、特に農政に関して「絶対に巻き戻ることのないようにしてほしい」との念押しがあり、小泉氏もこれに強く同意しました。
出馬の理由「自民党を立て直す危機感から」
小泉進次郎氏が出馬を決意した背景には、「今のままの自民党では、物価高や安全保障問題に対応できない」という強い危機感がありました。
彼は会見で「今の体制をしっかり立て直すことが先決」と明言し、政権の刷新と自民党の再建を訴えました。
過去の言動からも、小泉氏は“自民党を変える若手の象徴”的存在と見られてきましたが、今回の出馬はまさにその集大成と言えるでしょう。

石破政権の防災庁構想を引き継ぐ理由とは?
小泉進次郎氏が総裁選に出馬する中で特に強調したのが、「防災庁の設置」です。
この構想は石破政権下で打ち出されたものですが、小泉氏はこれを「絶対に巻き戻さない」と明言し、しっかりと継承する姿勢を示しています。
防災庁の必要性と小泉進次郎のビジョン
防災庁の設置は、災害が頻発する日本にとって極めて重要な政策です。
これまでの災害対応は各省庁に分散されており、指揮系統の複雑さや迅速性の欠如が課題とされてきました。
小泉氏は「命を守るために、国がやるべき準備はまだ足りない」と危機感をあらわにし、災害時の一元的対応体制を整える必要性を訴えています。
このように防災庁構想は単なる引き継ぎではなく、小泉氏自身の強い問題意識からくる政策の柱でもあるのです。
また「災害対応のプロフェッショナル組織を作る」という石破総理の方針に深く共感していることもあり、防災庁は小泉ビジョンの象徴ともいえる存在となっています。
防災庁だけではありません。小泉氏は農政や地方経済についても、石破路線をしっかりと継承する方針を示しています。
農政改革や地方経済政策も継承へ
小泉氏が継承すると明言した政策のもう一つの柱が「農政改革」です。
石破政権では、コメの増産方針や地方経済の強化策が掲げられてきましたが、小泉氏はこれを「決して巻き戻さない」と強調しています。
特に農水大臣としての経験を持つ彼にとって、農政はただの政治テーマではなく「現場の声を聞き、命と生活を守ること」そのもの。
彼の中では農政は外交・防衛と並ぶ国家の根幹と捉えられており、農業政策を“選挙向けのスローガン”ではなく、本気で変革する意志が感じられます。
また地方経済についても「東京一極集中では国は守れない」として、地域の自立を支える施策を推進する考えです。
党内の反応と小泉進次郎の勝算は?
小泉進次郎氏の総裁選出馬が明らかになったことで、党内にも少しずつ波紋が広がり始めています。
若手を中心に支持を表明する声もある一方で、石破路線の継承に慎重なベテラン議員の動向にも注目が集まっています。
若手・中堅議員の支持は?
小泉進次郎氏はもともと「若手改革派」の代表格として知られており、とくに世代交代を求める中堅・若手議員からの支持は根強いです。
過去には環境大臣としての実績を通じて、自民党内でも独自の存在感を放ってきました。
今回の出馬に対しても、「新しい時代のリーダーにふさわしい」という声が地方議員や無派閥議員から上がっています。
ただし、自民党は派閥の力が今なお強く、組織票をどこまで取り込めるかが大きなカギとなりそうです。
石破路線の継承は党内でどう受け止められる?
石破茂総理の政策は、「地方重視」や「現場主義」を軸にした独自路線でありながらも、党内では「主流とは一線を画す存在」と見られることもあります。
小泉氏がその路線を継承すると明言したことで、一部では「石破政権の延命にすぎない」との冷ややかな見方も出てきています。
小泉進次郎は総理になってはいけない!
— マイキー(デイトレ修行中) (@Zpz60) September 16, 2025
なぜなら小泉進次郎は、総理になってはいけないから! https://t.co/QdazfuNZyS
まとめ
今回の記事では、小泉進次郎農水大臣が自民党総裁選に出馬する意向を表明した件について解説しました。以下に要点をまとめます。
- 小泉進次郎氏は石破総理と会談し、正式に出馬の意向を伝えた
- 出馬の理由は、物価高・治安・外交といった課題への危機感から
- 石破政権の防災庁設置構想を「巻き戻さない」として強く継承
- 農政や地方経済の重視も、石破路線からの継承姿勢が明確
- 若手議員からの支持が見込まれるが、党内の派閥構造が鍵を握る
小泉氏の総裁選出馬は、党内に大きなインパクトを与えつつあります。
防災庁設置や農政改革といった政策がどのように展開されるのか、今後の動きに注目ですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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