「え、小学生が整形!?」——そんな驚きの声がX(旧Twitter)で飛び交いました。
今回炎上したのは、東京中央美容外科が投稿した10歳の女の子の二重整形動画。
夏休みに理想の二重を手に入れたという微笑ましいエピソードのはずが、一転してネットは大炎上。
SNSでは「これは虐待では?」「判断力がある年齢じゃない」といった批判が殺到し、一方で「本人が望んだならいいのでは」という声も。
親の価値観、医療モラル、そして子どもの自己肯定感にまで議論が及んでいます。
この記事では以下のことがわかります👇
・炎上の発端となった動画の内容と反応
・SNSで問題視された医療モラルと親の判断
・小学生の整形に関する法的・医学的な実情
・今後の社会が考えるべき課題とは?
子どもの美容整形はどこまで許されるのか——あなたはどう思いますか?
ぜひ最後までご覧ください。
10歳小学生の二重整形が炎上:SNSに投稿された衝撃の動画とは?
小学生の整形手術がSNSに投稿され、大炎上するという衝撃的な出来事が話題を呼びました。
炎上の舞台となったのはX(旧Twitter)で、美容外科クリニックによって投稿された、10歳の女の子が二重整形を受ける様子の動画です。
美容整形というテーマに加え、「小学生」「SNS投稿」「親の判断」というセンシティブな要素が重なり、医療モラルや社会的責任について多くの議論が巻き起こりました。
幼少期の整形については置いておくとして(小学生にもルッキズムはあるし、むしろ『完璧じゃないけどそこそこ可愛い』子の方がいじめを受けたりする。なので是非については一言で言えない)、モザイクもなしに全顔を晒すのはどうかなぁと思う。
— 裳本@TL追えてません (@momo_to_momo) September 18, 2025
むしろモニターしていたってことでいじめられそう。。。 https://t.co/8bmnI5PjnN
問題となった動画の内容と拡散の経緯
炎上のきっかけは、東京中央美容外科(TCB)新宿東口院が公式アカウントから投稿した約50秒の動画でした。
動画には、10歳の女の子が「理想の二重を手に入れるために」埋没法の施術を受ける様子が映されており、「自信をつけて気になる男子に告白する」といったテロップも付けられていました。
この投稿がX上で急速に拡散し、総エンゲージメントは6万件を超える大反響となりました。
投稿を引用する形で「これは虐待では?」「医療モラルどうなってるの?」といった批判コメントが殺到。
また、「この年齢で判断力あるの?」「子どもの将来が心配」といった、成長過程の子どもに対する整形そのものへの懸念も多く見られました。
施術を行った医師と美容外科の対応
この騒動を受けて、投稿を行ったクリニック側は明確な謝罪や釈明コメントを出していませんが、医師や運営の倫理観に疑問を持つ声が続出しました。
特に問題視されたのは、未成年の整形に対する説明責任と、SNSを利用したマーケティングの是非です。
「整形のリアルを知ってもらいたかった」という意図があったのかもしれませんが、「小学生を“モニター”として動画に登場させる行為」は、過剰な宣伝ではないかという批判が集中しました。
また動画の公開によって女の子が特定されるリスクや、将来的に心理的負担を抱える可能性も指摘されています。
現時点では公式な声明は出ていないため、クリニック側の意図や今後の対応については注視が必要です。
批判が殺到した理由:医療倫理と親の責任が問われる背景
この炎上がここまで大きな注目を集めたのは、「小学生に整形させたこと」自体だけでなく、それをSNSで発信したという行動に、多くの人が強い違和感を覚えたからです。
医療モラル、親の判断、そして子ども自身の意思といった、さまざまな価値観が交錯した結果、X上では大きな議論へと発展しました。
「虐待では?」という声が相次いだ理由
最も多かった批判は、「10歳の子どもが本当に自分の意思で整形を決められるのか?」という疑問です。
SNSでは「判断力が未熟な年齢なのに、整形を受けさせるのは虐待に近いのでは?」という投稿が数多く見られました。
実際、「身体的虐待」や「心理的虐待」といったハッシュタグとともに批判が拡散され、炎上の火種となりました。
また、SNS上で顔出しを含む手術動画を公開することで、子どものプライバシーや精神的影響を無視していると感じるユーザーも多く、「晒し者にするのは酷すぎる」という声も上がっています。
こうした指摘から、「美容整形をする・しない」という判断以上に、「子どもの人権をどう守るか」という問題に議論はシフトしていきました。
小学生に整形をさせる親の価値観とは
動画内では、整形を「自信をつけるため」と説明しており、親もそれを肯定している様子でした。
また、過去の類似ケースでは「ママみたいに可愛くなれるよ」と言って整形を勧めた母親もいたと報道されています。
これに対し、「親が外見の価値観を子どもに押し付けているのでは?」という批判が出るのも無理はありません。
しかし一方で、「自分のコンプレックスを早いうちに解消してあげたい」という親心として受け取る人もおり、親の愛情のかたちとして賛否が分かれています。
法的・医学的に見た「整形の年齢制限」
日本では、美容整形に関する明確な年齢制限は法律で定められていません。
ただし、未成年が整形を希望する場合は、保護者の同意が必要です。
医療機関によっては「小学生は原則NG」とするクリニックもある一方で、今回のように「親子で同意していれば施術可能」とするケースも増えています。
医学的には、成長途中の顔に永久的な手術を行うことはリスクがあり、推奨しない専門家も多いです。
特に切開を伴う「二重切開法」では、成長によって目のバランスが崩れる可能性があるため、小学生には不向きとされています。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- 10歳小学生の二重整形動画がSNSで炎上し、世間に衝撃を与えた
- 批判の中心には「医療倫理」や「親の判断」があり、虐待ではないかとの声も
- 小学生の整形には法的な制限はないが、医学的・心理的リスクが懸念されている
- 社会として、美容整形の低年齢化にどう向き合うべきかが問われている
私はまだ判断力もない子どもの目を整形するのは反対したいです。まだ成長段階だし、子ども自身が本当に整形したいのかどうか判断できてないと思うからです。もし本当に整形したければ大人になってからでも十分間に合うと思います。
この問題は単なる「整形の是非」だけでなく、子どもの成長と社会の価値観、そして家族のあり方を見つめ直すきっかけになるのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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