今まで真剣な政治討論の場として評価されてきたBS朝日の『激論!クロスファイア』。
しかし、2025年10月19日の放送で司会を務める田原総一朗氏が放った一言が、番組の歴史に幕を下ろすことになりました。
この記事では、
・田原総一朗氏が実際に放った問題発言の内容
・番組が突然終了した経緯と関係者への処分
・視聴者やネット上のリアルな反応
について、わかりやすく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
田原総一朗の過激発言とは?問題発言の内容とその背景
放送界のレジェンドとも呼ばれる田原総一朗氏が、番組終了に直結する発言を行ったのは、10月19日放送回でのことでした。
BS朝日、田原総一朗氏
— オリコンニュース (@oricon) October 24, 2025
『激論!クロスファイア』番組終了https://t.co/lqsPzJZrrf
10/19放送の田原氏の発言は「政治討論番組としてのモラルを逸脱していると判断し、番組を終了することを決定いたしました」と報告。不適切発言を編集でカットすることを怠った番組責任者と編成制作局長を懲戒処分に。 pic.twitter.com/YU8N9omOst
問題視された発言「あんな奴は死んでしまえ」とは
番組内で問題となった発言は、「あんな奴は死んでしまえと言えばいい」という衝撃的な一言です。
この発言は、選択的夫婦別姓に否定的な立場をとる高市早苗氏への意見交換中に飛び出しました。
対話の流れの中で感情的になった部分があるとはいえ、公の電波でこのような表現が使われたことに、視聴者や関係者から多くの批判が寄せられました。
この後の展開に繋がるきっかけとなった言葉でした。
高市首相に暴言の田原総一朗氏司会番組を終了 BS朝日「討論番組のモラル逸脱」と判断https://t.co/1saSnhwWCo
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 24, 2025
さらに、田原氏の不適切発言を編集でカットすることを怠ったとして、番組責任者と編成制作局長を譴責(けんせき)の懲戒処分とした。
発言が飛び出した番組の流れと議題
問題の回では、辻元清美氏や福島瑞穂氏とともに「選択的夫婦別姓」に関する討論が行われていました。
田原氏はこれまでも歯に衣着せぬコメントで知られてきましたが、この日は特にヒートアップしていたように見受けられます。
しかし、それでも「死んでしまえ」という表現は、報道倫理上も、人権的にも大きな問題をはらんでいます。
さらに問題を大きくしたのは、次に説明する「編集ミス」でした。

なぜ発言がカットされなかったのか
今回の放送はVTR収録形式で行われており、編集段階で問題発言をカットできるタイミングがありました。
にもかかわらず、その処理が行われなかったことが、局内で大きな問題として浮上。
この対応の不備が、田原氏個人の問題だけでなく、番組制作陣や局全体の管理体制にまで影響を及ぼすことになります。
BS朝日は『激論!クロスファイア』の番組終了を発表…田原総一朗氏の発言がモラル逸脱で番組責任者ら懲戒処分…『あんな奴は死んでしまえと言えばいい』との発言はモラルどうこう関係なく、脅迫と言っても過言ではありません。しかも生放送ではなく編集可能だったのにカットしなかったなんて異常です。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) October 24, 2025
クロスファイアの結末とは?番組終了に至るまでの経緯
田原総一朗氏の発言を受け、BS朝日は迅速に調査と対応を進めました。
事態は番組打ち切りと関係者の処分という重大な決断へと発展しました。
BS朝日の発表内容と処分決定までの流れ
10月24日、BS朝日は臨時取締役会を開催し、問題発言の内容と対応の不備を議題に取り上げました。
協議の結果、「政治討論番組としてのモラルを逸脱している」との判断に至り、番組終了を決定。
公式発表では、視聴者および関係者に対して謝罪の意を表し、「放送倫理の徹底」を今後の方針として掲げました。
編成制作局長の懲戒処分とその理由
今回、懲戒処分の対象となったのは、番組責任者および編成制作局長の2名です。
問題発言が編集可能な形式であったにも関わらず、それを怠った責任は重大と判断されました。
視聴者保護の観点からも、編集段階でのチェック体制は必須であり、それが機能しなかった事実に対して、BS朝日は厳正な対応を下しました。
田原総一朗氏の他番組への影響は?
長年司会を務める『朝まで生テレビ!』については、現時点では降板や終了の予定はないと報じられています。
ただし、今回の騒動によって、田原氏の発言や立場には一定の注目が集まる可能性があります。
これまで数々の番組で政治討論をリードしてきた田原氏ですが、今後はその発言や態度に対してより厳しい視線が注がれることになるでしょう。
視聴者やネットの反応は?田原総一朗の評価と今後
放送後、SNSを中心に大きな話題となった今回の出来事。
視聴者の反応は一様ではなく、擁護の声もあれば、強い批判もありました。
SNSや掲示板での反応まとめ
「もう限界だったのでは?」という声や、「あの発言はアウトすぎる」という厳しい意見が多数見られました。
一方で、「高齢なのに今も第一線で活躍してるのはすごい」と、田原氏のキャリアに敬意を表する投稿も一定数存在しています。
また、放送倫理や言論の自由に関する議論も沸き起こり、社会的な注目度は非常に高いトピックとなりました。
まず詫びるのは相手がいるやろ
— フラウフェン@ジョー (@hz2uHyoP7hTW9Pk) October 24, 2025
まぁそれが出来る人間じゃないよな
はよ引退どうぞ https://t.co/DYPl18reV4
ジャーナリストとしての田原総一朗の過去と評価
田原総一朗氏は91歳という高齢ながら、鋭い視点とコメント力で多くの番組に貢献してきました。
『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』など、長寿番組を数多く支えてきた功労者でもあります。
今回の件でその名声に陰りが見えたことは否めませんが、長年にわたる功績もまた、多くの人に記憶されています。
最後に、気になる今後の展開について見ていきましょう。
朝まで生テレビ!は今後も続くのか?
現在のところ、『朝まで生テレビ!』に関しては、田原氏の司会続投が予定されています。
ただし、今後の発言や態度によっては、視聴者からの信頼回復が難しくなる可能性も。
今後の放送において、田原氏自身が今回の件をどう捉え、どのようなスタンスを見せるかが注目されます。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- 田原総一朗氏がBS朝日『激論!クロスファイア』で「死んでしまえ」と発言
- 問題発言は編集可能な収録形式だったが、未カットのまま放送
- 発言は放送倫理に反するとして、番組は急遽終了
- 編成制作局長と番組責任者は懲戒処分に
- ネット上では田原氏への批判と擁護が二極化
- 『朝まで生テレビ!』など他番組への影響は今のところなし
田原総一朗氏の発言によって終了する形となった『クロスファイア』。
報道番組におけるモラルの重要性や、編集体制の責任のあり方が改めて問われた出来事でした。
今後、番組や発言者がどのような姿勢を見せていくのか、多くの視聴者が注目しています。
かなり不適切な人権侵害発言をしたからには番組終了も致し方ないのでは。それにしても高市首相本人に謝罪もしないで、視聴者だけに謝罪するのは筋が通ってないと思いました。まず本人に謝罪するべきだと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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