痛くないフルミストって安全なの?インフルエンザワクチンの効果と注意点をチェック!

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注射が苦手な子どもにとって朗報!
2025年から本格導入された「フルミスト」は、鼻にスプレーするだけで接種できるインフルエンザワクチンです。

痛みがないだけでなく、ウイルスの侵入口である鼻や喉に直接作用することで、感染を防ぐ「局所免疫」も期待できます。

一方で、「鼻水が出る」「本当に効果はあるの?」といった不安の声も。

本記事では、そんなフルミストのメリット・デメリットを、医学的見解や最新の情報をもとにわかりやすく解説していきます。

目次

痛くないフルミストって安全なの?

フルミストは、注射が苦手な子どもにも受け入れやすい、鼻から接種するタイプのインフルエンザワクチンです。

この記事では、フルミストの仕組みや安全性、副作用についてわかりやすく紹介します。

フルミストとは?注射なしのインフルワクチンの特徴

フルミストは、鼻にスプレーするだけで接種できる「経鼻ワクチン」として話題を集めています。

注射を使わないため「痛くないワクチン」として、小児や注射が苦手な方に特に人気です。

使われているワクチンは、弱毒化された「生きたインフルエンザウイルス」。

これを鼻の粘膜に吹きかけて、ウイルスの入り口である鼻や喉に「局所免疫」を作る仕組みです。

この局所免疫が、ウイルスの侵入を防いでくれるため、感染自体を防ぐ効果も期待されています。

さらに、全身免疫も同時に得られるので、重症化予防にもつながるとされています。

接種方法も簡単で、左右の鼻に専用のスプレーでワンプッシュずつするだけ。

痛みがないので、注射で泣いてしまう子どもでも安心して受けられるのがポイントですね。

痛みがないって本当?実際の接種方法と子どもの反応

フルミストの最大の特徴は「注射じゃない=痛くない」という点です。

実際の接種は、専用のスプレーを使って左右の鼻にそれぞれ薬液をワンプッシュずつ噴霧するだけ。

子どもが恐怖を感じやすい“針”を使わないので、接種の瞬間に泣いたり暴れたりする子は圧倒的に少ないそうです。

保護者の声でも「注射よりもスムーズに終わった」「泣かずに受けられて助かった」といった好意的な反応が多く見られます。

ただし、鼻にスプレーされる感覚が苦手な子も一部にいるため、初めての接種では少し驚くこともあるかもしれません。

とはいえ、実際の所要時間はわずか数秒程度で終了し、注射よりもストレスを感じにくいのが事実です。

医師の説明をしっかり聞いたうえで、子どもにも「痛くないよ」と安心感を与えてあげると、よりスムーズに接種ができますよ。

副作用は?鼻水・鼻づまり・発熱などのリスク

フルミストを接種したあとに、「鼻水が出る」「鼻がつまる」といった声をよく聞きますが、これは副作用の一種です。

実際、日本小児科学会の資料によると、接種後に約60%の人が鼻水や鼻づまりの症状を経験しているそうです。

これはフルミストに含まれる弱毒化インフルエンザウイルスが、鼻の粘膜で免疫反応を引き起こすことで起こる「局所反応」です。

体がウイルスに反応している証拠であり、自然な現象といえます。

また、プラセボ(偽薬)でも約50%が鼻水を訴えているデータもあり、風邪をひきやすい時期に重なることも影響していそうですね。

そのほか、発熱や咽頭痛、咳などの風邪に似た症状が出ることもありますが、これらは1~3日ほどでおさまるのが一般的です。

ただし、喘息を持っている方や免疫が弱い方は症状が強く出る可能性もあるため、事前に医師と相談することが大切です。

副作用が心配な方は「軽い鼻風邪症状なら想定内」と理解しておくと、接種後も安心して過ごせると思います。

インフルエンザワクチンの効果と注意点をチェック!

フルミストは注射とは違い、鼻からウイルスを取り込んで免疫をつける生ワクチンです。

この章では、どんな免疫がつくのか、どんな人に向いているのか、そして注意すべき点についてわかりやすく解説していきます。

フルミストの効果:局所免疫と全身免疫の違い

フルミストは「局所免疫」と「全身免疫」の両方を得られるインフルエンザワクチンです。

まず局所免疫とは、ウイルスの侵入口である鼻や喉の粘膜で直接ウイルスと戦う免疫のこと。

鼻から吸入することで、体の最前線でウイルスの侵入をブロックする効果が期待されます。

これにより、感染そのものを防ぐ“盾”のような役割を果たしてくれるんです。

一方で、注射型の不活化ワクチンは主に「全身免疫」が中心。

感染後の重症化を防ぐ効果が強く、重い症状になるのを防いでくれます。

つまり、フルミストは「そもそも感染しないこと」を目指しつつ、全身の守りも同時に高めてくれる優れたワクチンというわけですね。

ただし、その効果は個人差があるため、完全に感染を防げるわけではありません。

接種できない人は?喘息・免疫不全との関係

フルミストは便利で痛みも少ないワクチンですが、すべての人に使えるわけではありません。

特に注意が必要なのは「喘息のある方」と「免疫力が低下している方」です。

フルミストは“生ワクチン”なので、ウイルスが生きたまま鼻粘膜に入ります。

そのため、気道に刺激を与えてしまうことがあり、喘息を持っている人は発作を誘発するリスクがあります。

また、がん治療中の方や、免疫抑制剤を使っている方など、免疫力が落ちている場合は重篤な副作用が出る可能性も否定できません。

さらに、フルミスト接種後1~2週間は、重度の免疫不全状態の人との濃厚接触は避けた方がよいとされています。

これは、接種者からウイルスが一時的に排出されることがあるためです。

このように、安全性の観点から、医師による適切な判断がとても大事です。

「うちの子、喘息あるけど大丈夫かな?」と不安な場合は、自己判断せず必ずかかりつけ医に相談してくださいね。

フルミストが使える年齢と使えない理由

フルミストは、日本では現在「2歳から18歳未満」の人だけが接種できるワクチンです。

つまり、2歳未満の乳児や19歳以上の大人は対象外となっています。

なぜこのような年齢制限があるかというと、安全性と効果が科学的に確認されているのが「2~18歳」の範囲に限られているからです。

とくに50歳以上では、過去の感染や予防接種によってすでに抗体を持っているケースが多く、フルミストによる免疫効果が安定しにくいとされています。

また、2歳未満の乳児は鼻粘膜が未発達なため、免疫のつき方や副反応のリスクにばらつきがあるのも理由の一つです。

そのため、現時点では大人には「不活化ワクチン(注射)」が推奨されています。

「大人も受けたい!」という声もあるかもしれませんが、今後の研究と臨床データの蓄積を待つ必要があります。

フルミストのメリット・デメリットを比較!

フルミストには「注射なしで接種できる」という大きなメリットがある一方で、対象年齢や副反応など、注意すべきポイントもいくつかあります。

メリット:注射が苦手な子どもや親への安心感

フルミストの一番の魅力は、なんといっても「注射じゃないこと」です。

注射が怖くて毎年泣いてしまう子どもや、針を見るだけで震えてしまう大人にとって、鼻スプレー型はとても大きな救いです。

実際に接種してみると、「あっという間に終わった」「注射の時よりも子どもが落ち着いていた」と感じる保護者も多くいます。

さらに、接種のストレスが少ないことで、病院嫌いにならずに済むという副次的な効果も期待できますね。

ワクチンの効果としても、局所免疫+全身免疫が得られるため、発症予防と重症化予防の両面で期待が持てます。

小児の鼻粘膜はウイルスが増殖しやすいため、ワクチンの効き目も比較的安定しているとされています。

「痛くないだけじゃなく、ちゃんと効く」という点は、保護者にとって安心材料のひとつになるはずです。

デメリット:対象年齢や鼻のコンディションに注意

フルミストには魅力的なメリットがたくさんありますが、注意すべきデメリットもいくつか存在します。

まず一つ目は「対象年齢の制限」です。

日本では2歳から18歳未満にしか使えないため、大人や乳幼児には接種できません。

そしてもう一つの落とし穴が「鼻の状態」です。

鼻炎がひどい時期や、鼻づまりが強いときに接種すると、ワクチンの成分が十分に吸収されず、効果が弱まる可能性があります。

また、生ワクチンであるがゆえに、接種後は鼻水、鼻づまり、咳、喉の痛みなど風邪のような症状が出ることも。

これらは通常3~7日程度で治まりますが、喘息などの基礎疾患がある場合は症状が悪化するリスクもあるため、注意が必要です。

さらに費用についても、医療機関によっては注射型よりも高額になるケースがあるのもネックです。

このように、誰にでも使える万能ワクチンではないからこそ、事前の確認と医師との相談が大切になりますね。

注射タイプとの違いは?どちらが自分に合う?

フルミストと注射型のインフルエンザワクチンは、どちらも感染症予防を目的としていますが、仕組みやメリットは大きく異なります。

まずフルミストは「経鼻投与」で、弱毒化された生きたウイルスを鼻にスプレーして接種します。

そのため、鼻や喉などの粘膜に直接働きかけ、局所免疫を強化するのが特徴です。

一方、注射型のワクチンは「不活化ワクチン」で、ウイルスを完全に無害化した成分を体内に注入し、主に全身免疫をつける仕組みです。

どちらも発症予防と重症化防止に効果があるとされていますが、年齢や健康状態によって向き不向きがあります。

例えば、喘息や免疫に問題のある人、鼻炎がひどい人には注射型が向いています。

逆に、注射が苦手な子どもや、痛みに敏感な人にはフルミストがぴったりです。

「どちらが優れている」というよりも、「どちらが自分や子どもに合っているか」で選ぶのが正解ですね。

フルミストはどこで受けられる?接種方法と費用の目安

実際にフルミストを接種しようと思っても、どこでも受けられるわけではないのが現状です。

実施しているクリニックは限られる?

フルミストはまだ日本では新しいタイプのワクチンのため、取り扱っている医療機関は限定的です。

大規模な小児科や、先進的な予防接種を導入しているクリニックの一部でのみ接種が可能となっています。

また、全国展開しているような病院よりも、地域密着型のクリニックや耳鼻科、小児科での導入例が多い傾向にあります。

「近くの病院で受けられるかどうか」は事前に電話で確認するのが確実です。

さらに、流行時期やワクチンの入荷状況によっては、数に限りがあるため、早めの予約が必要なこともあります。

インターネットで「フルミスト+地域名」で検索すると、取り扱いのある医療機関が見つかりやすいので試してみてください。

費用は高め?接種前に確認しておきたいポイント

フルミストは注射型ワクチンと比べて、やや費用が高めに設定されていることが多いです。

一般的な注射型インフルエンザワクチンの相場が3,000円〜4,000円程度であるのに対し、フルミストは5,000円〜8,000円前後となるケースもあります。

理由としては、特殊な生ワクチンであることや、まだ取り扱いが少ないため流通量が限られていることが挙げられます。

また、自由診療として扱われる場合が多いため、同じフルミストでも医療機関ごとに料金が大きく異なる点も注意が必要です。

さらに、費用以外にも「年齢制限(2歳以上18歳未満)」「鼻の状態」「基礎疾患の有無」など、接種可能かどうかの条件もあるため、事前の医師相談は必須です。

「痛みが少ないから」といって気軽に受けるのではなく、費用や適応条件を理解した上で選ぶことが大切ですね。

フルミスト接種後の鼻水や副反応はどれくらい続く?

フルミストは注射のような痛みがなく、子どもにも人気ですが、「鼻水が止まらない」「風邪っぽい症状が出た」など副反応に関する不安の声も少なくありません。

鼻水・鼻づまりは約60%に発生する?

日本小児科学会のデータによると、フルミスト接種後に約60%の人が鼻水や鼻づまりといった症状を経験しています。

ただし、この数値はあくまで統計的なもので、プラセボ(偽薬)でも約50%が同様の症状を訴えているという報告もあります。

つまり、もともと風邪を引きやすい子どもたちには珍しくない反応ともいえます。

鼻水や鼻づまりのほかに、咳や喉の痛みなどの「軽い風邪のような症状」が出ることもありますが、多くは接種後3〜7日程度で自然に治まるとされています。

これは、弱毒化されたウイルスが鼻の粘膜に一時的に反応することで起こる「局所的な免疫反応」です。

ワクチンが効いている証拠と前向きに捉えて、数日間の経過を見守ることが大切ですね。

高熱・長引く鼻水は別の感染症の可能性も

フルミスト接種後に見られる鼻水や鼻づまりは、一般的には軽度で数日以内に自然に治まることが多いです。

しかし、高熱が続く場合や、1週間以上も鼻水・咳などの症状が長引く場合は注意が必要です。

このようなケースでは、副反応ではなく別の感染症にかかっている可能性も考えられます。

特に、呼吸が苦しそうだったり、ぐったりして元気がなかったりする場合は、インフルエンザそのものや別のウイルス感染の可能性があるため、早めにかかりつけ医を受診することが推奨されています。

また、喘息や免疫系に持病のある子どもに関しては、フルミストよりも注射型ワクチンの方が適していることもあります。

「副反応だから」と放置せず、異変を感じたら医師に相談するのが安心です。

フルミストは感染を広げる?ネット上の噂と真実

「フルミストを打った子がウイルスをばら撒いてるんじゃないの?」
そんな声をSNSやネット掲示板で見かけた方もいるかもしれません。

「ばら撒いてる」は本当?誤解されやすい点

まず結論から言うと、フルミストを接種した人からインフルエンザが広がるリスクは極めて低いとされています。

確かに、フルミストは生きた弱毒化ウイルスを使用しているため、「接種者からウイルスが排出される可能性」は理論的にはゼロではありません。

しかし、それはあくまで鼻の粘膜にとどまる程度のごく微量なウイルスであり、健康な人への感染リスクはほとんどないと考えられています。

加えて、接種後のウイルス排出量は非常に少なく、しかもウイルス自体が弱毒化されているため、周囲への影響は軽微です。

とはいえ、重度の免疫不全状態の人と密接に接する場合は、接種後1〜2週間は注意が必要です。

それ以外の一般的な家庭や学校生活では、フルミストを受けた人が感染源になる心配はほぼありません。

噂や誤解に惑わされず、正しい知識でワクチンを選ぶことが大切ですね。

フルミストが向いている人・向いていない人

ワクチン選びは「効果」だけでなく「ライフスタイル」や「体質」も重要なポイント。

注射が苦手な子どもには大きなメリット

フルミストの最大のメリットは、痛みがない点鼻タイプであること。

注射が苦手な子どもにとっては、ストレスの少ない接種方法として非常に人気があります。

また、**鼻や喉の粘膜に免疫をつけられる「局所免疫」**が働くため、インフルエンザウイルスの侵入を防ぐ効果も期待できます。

2歳以上19歳未満で健康な子どもであれば、多くの場合フルミストが選択肢になります。

特に、過去に注射で強い副反応があった場合や、接種のたびに激しく泣いてしまうようなケースでは、有力な代替手段となるでしょう。

基礎疾患がある人や大人には不向きなケースも

フルミストは優れたワクチンですが、すべての人に適しているわけではありません

まず、喘息や免疫系に関わる基礎疾患を持つ人には、フルミストは推奨されない場合があります。

これは、フルミストが「生ワクチン」であるため、免疫機能が低下している人には予期せぬ反応を引き起こす可能性があるためです。

また、日本では2歳から18歳未満という年齢制限が設けられており、成人や高齢者は対象外です。

特に50歳以上では、有効性が明確に示されていないため、海外でも基本的に適応外とされています。

さらに、鼻の状態によっても効果が左右されるため、慢性的な鼻炎がある場合や、鼻づまりがひどいときは接種の延期や別の方法が検討されます。

このように、フルミストが「最適」なケースと「不向き」なケースをしっかり見極めたうえで、医師と相談しながら選ぶことが大切です。

よくある質問と回答(Q&A)

Q: フルミスト接種後に鼻水が出るのは普通ですか?
A: はい、よくある副反応です。60%の人が鼻水や鼻づまりを経験するとされており、多くは数日以内に自然に治まります。

Q: フルミストを打った人からインフルエンザがうつることはありますか?
A: 健康な人にうつるリスクは極めて低いです。ただし、免疫不全の方との密接な接触は避けたほうがよいとされています。

Q: フルミストは大人も接種できますか?
A: 日本では現在、2歳以上18歳未満が対象です。大人は不活化ワクチン(注射タイプ)が推奨されています。

Q: 接種後に高熱や鼻水が長く続いた場合はどうしたらいいですか?
A: 副反応ではなく、別の感染症の可能性もあるため、速やかにかかりつけ医を受診してください。

Q: フルミストと注射型、どちらを選べばいいか迷います。
A: 痛みの少なさや局所免疫の利点があるフルミストですが、体質や健康状態によっては注射型の方が適していることもあります。医師と相談しながら選ぶのが安心です。

まとめ

今回の記事では、「フルミスト」という新しいタイプのインフルエンザワクチンについて詳しく解説しました。以下に要点をまとめます。

  • フルミストは痛みが少ない鼻スプレー型の生ワクチン
  • 接種後は60%程度の人に鼻水・鼻づまりなどの副反応が見られるが、ほとんどは軽度
  • 大人には推奨されておらず、日本では2歳〜18歳未満が対象
  • 基礎疾患がある人、鼻炎が強い人には適していないこともある
  • 感染をばら撒くとの噂があるが、健康な人への感染リスクは極めて低い

フルミストは「痛くないワクチン」として注目を集めていますが、その特徴や注意点を理解したうえで選ぶことが大切です。

気になる点があれば、かかりつけの医師と相談しながら、自分やお子さんに合った接種方法を選んでいきましょう。

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