シャインマスカットの苗木が海外に流出し、無断で生産・販売されている問題が話題になっていますね。
そんな中橋下徹氏が「最強のビジネスモデル」と語り、小泉進次郎農水相のライセンス政策を擁護したことで、ネット上は大炎上しています。
この記事でわかること
・橋下徹氏の「最強のビジネスモデル」発言の真意
・小泉進次郎氏のライセンス政策の狙い
・農家や自治体の懸念点と現場のリアル
・SNSで巻き起こった賛否両論の反応
最後までご覧ください。
橋下徹 シャインマスカット発言が波紋
シャインマスカットの流出問題に対し、橋下徹氏が「最強のビジネスモデル」と発言したことで大きな注目を集めています。
こいつヤバいな
— サキガケ (@nihonpatriot) October 2, 2025
橋下徹氏「シャインマスカット流出は最強のビジネスモデル」 農水省がライセンス許可検討、知財戦略の転換 https://t.co/Oo1Efb99yf
「最強のビジネスモデル」発言の背景とは?
橋下徹氏は、番組内で「ライセンス料で稼ぐのが先進国の戦い方」とコメントしました。
これは、日本のシャインマスカットの苗木が中国・韓国などに流出し、無断で生産・販売されている現状を受けての発言です。
日本の農業にとっては痛手ですが、橋下氏は逆にこれをビジネスチャンスと捉えるべきだと主張しました。
理由は日本の貿易収支が赤字でも、知的財産から得られるライセンス料が今後の主要な収益源になると見ているからです。
具体的には農水省が検討している「海外生産のライセンス許可制度」を歓迎し、日本産シャインマスカットのブランド力と輸出環境の整備の両立が可能だとしています。

小泉進次郎擁護にネットが炎上?
橋下氏の発言には、「小泉進次郎農水相を擁護しているのでは?」との指摘が多く見られました。
SNS上ではこの擁護発言に対して批判の声が噴出しています。
小泉進次郎のライセンス戦略とは
農水省は、中国や韓国に流出したシャインマスカットを規制するのではなく、「ライセンスビジネス」で管理しようとしています。
その第一弾として、ニュージーランドに栽培ライセンスを与える方針を検討中です。
これは、流出自体を止めることは現実的ではないという前提に立ち、合法なルートを構築しつつ、日本側がロイヤリティを得られる仕組みです。
小泉進次郎氏は「産地の理解がなければ進めない」と慎重な姿勢も見せていますが、橋下氏はむしろ「もっと積極的にアピールすべき」と背中を押しています。
山梨県や農家からの反発の声
シャインマスカットの名産地である山梨県やJA山梨中央会は強く反発しています。
その理由は、輸出環境が整っていない状態で外国にライセンスを出すと、日本産の価値が相対的に下がるという懸念からです。
「まず輸出障壁(検疫など)をクリアするのが先」と主張しており、現場の農家からは「日本農業を守る気があるのか」と不満の声も上がっています。
さらに、海外で量産されて安く流通すれば、価格競争に巻き込まれてしまい、日本の農家が打撃を受ける可能性もあります。
このような状況の中で、果たしてライセンス戦略は最適解なのでしょうか?
本当にビジネスとして有用だったら山梨県反対しないんだわ。県単位で反対してる時点でこれ擁護するようなのは頭おかしいとしか思えない。 https://t.co/hDVlceiDRT
— 和 (@kzhr_shs_szk) October 2, 2025
ライセンスビジネスは本当に正解?
橋下氏が提唱するライセンスビジネスモデルには賛否両論があります。
海外と日本の知的財産のギャップ
欧州ではワインやチーズなどの原産地保護制度が厳しく、ブランドがしっかり守られています。
一方日本は法整備が遅れ、農作物の知的財産保護が十分でない状況が続いてきました。
その結果、シャインマスカットのような品種が海外に簡単に流出してしまったのです。
橋下氏の「内向きな農業体質からの脱却」という言葉には、日本の知財戦略の甘さへの警鐘も含まれています。
日本も海外のように「売る」から「貸す」モデルへの転換が必要かもしれません。
ブランドを守るために必要なこととは?
橋下氏は「ライセンスを与える以上、正規品と非正規品を明確に分ける戦略が必要」と主張しています。
たとえば、「○○認証」や「原産地証明」などを導入し、正規ルートの果物であることを視覚的に消費者へ伝える工夫が重要です。
さらに、ライセンス収益の使い道も明確にし、「農家に直接還元される仕組み」が整っていなければ信頼は得られません。
世間の反応は?SNSでの賛否両論
X(旧Twitter)などのSNSでは、橋下氏の発言や小泉進次郎のライセンス戦略に対して、賛否が分かれました。
護派の意見:「ビジネスモデルとしてアリ」
擁護派からは「時代は知財で稼ぐべき」「農業を守るには、輸出戦略よりライセンス収益の方が現実的」といった声も見られます。
「ブランドを守る戦略次第では、長期的にはプラスになる」という前向きな意見もあります。
批判派の声:「日本農業を守る気あるの?」
一方で批判派からは「橋下氏の発言は農家の苦労を無視している」「現場を知らない政治家の理論」といった厳しい指摘も。
また「中国や韓国にさらに恩恵を与えるだけでは?」という懸念や、「国内農業が潰れてからでは遅い」との危機感も強いです。
今後、ライセンス戦略を採るのであれば、そうした不安にどう応えていくかが問われます。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- 橋下徹氏が「シャインマスカット流出は最強のビジネスモデル」と発言
- 小泉進次郎農水相のライセンス戦略を擁護
- 山梨県や農家からは強い反発
- ライセンス制度の是非はブランド戦略と収益構造にかかっている
- SNSでは擁護派と批判派が真っ二つに分かれている
議論はこれからも続きそうです。
私は橋下徹氏の意見には反対です。農家の苦労を全然考えていないです。
まずシャインマスカットを許可なく栽培している外国の方をどうにかするべきだと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
コメント