奈良市議・へずまりゅう氏が、議会での発言を巡って「除名危機」に直面していることをご存じでしょうか？
市長への怒号が“恫喝”とされ、議会からの処分が協議される事態に発展。
さらに「土下座でも何でもします」とSNSで謝罪を表明し、大きな波紋を呼んでいます。
今回の記事では、
・除名の可能性が出た理由とは？
・実際の発言内容や議会の反応は？
・土下座宣言の裏にある真意とは？
・除名に必要な条件と今後の展開
など、SNSだけではわからない背景を、わかりやすく整理しました。
ぜひ最後までご覧ください。
人生初の議会が終わりました。
— へずまりゅう (@hezuruy) September 12, 2025
面白く思わない議員が複数いましたがあんたらが適当な仕事しかしないから元迷惑系YouTuberが当選したんですよ。
笑うなら己の未熟さに笑え。
自分の信念は本物です。 pic.twitter.com/94V2shT6Lo
へずまりゅう 奈良市議除名の可能性とは？
へずまりゅう氏が奈良市議として初当選を果たしてから数ヶ月、今、彼に“除名”という重い判断が下される可能性が浮上しています。
市長に対する強い言葉が「恫喝」とされて問題となり、議会からの処遇が注目されています。
除名の理由は「市長への怒号」だった
結論から言うと、へずまりゅう氏が除名の危機にある最大の要因は、奈良市議会での“市長への怒号”です。
これは、2025年9月12日に行われた定例市議会での一般質問の場面で発生しました。
その際、へずまりゅう氏はマイクを握り、「市長ー！あなたね、どのツラを下げて市長をやっているんですか！」と怒鳴りながら質問。
続けて「16年も市長をやって市民の思いも届かなくなったのか」と、強い口調で批判を展開しました。
この発言が議場内で波紋を呼び、市長に対する「恫喝」と捉えられたのです。
特に問題視されたのは、質問の内容よりもその“言い方”や“態度”。
議会では礼節が重視されるため、たとえ正論でも威圧的な言動は厳しく見られます。
この発言のあと、16日には幹事長会が開かれ、「辞職勧告」が協議される事態にまで発展しました。
除名とは、市議としての職務をはく奪する最も重い処分。
現在、議長と副議長が18日に最終的な処遇を決定するとしており、全国から注目が集まっています。
恫喝とされた発言の詳細と問題視された経緯
へずまりゅう氏が発した「どのツラ下げて」という言葉が、市長への“恫喝”と受け取られたのは偶然ではありません。
この発言は、議会の厳粛な場において、礼儀を欠いた「威圧的言動」と判断される可能性が高いものでした。
議会という公的な場では、いかなる意見も節度を持って表現することが求められています。
一方でへずまりゅう氏本人は「一度だけ大きな声を出したが、議長からの注意もなく、議事進行も止まらなかった」と主張。
さらに弁護士に相談したところ、「恫喝には当たらない」との見解を得たとX（旧Twitter）で報告しています。
実際には、恫喝罪の法的定義に該当する行為ではなかったという見方もある一方で、市議会という“場”での振る舞いとして不適切とする声も多くあります。
議員という立場上、言葉の重みや社会的影響力が大きいため、市民の信頼を損ねるような行動は、倫理的観点からも厳しく見られるのです。
今回の件は、単なる“失言”や“言い方の問題”では済まされず、議会全体の信頼にも関わる重要な局面に差し掛かっています。
【ご報告】
— へずまりゅう (@hezuruy) September 13, 2025
恫喝疑惑の件で辞職勧告されるか不安でしたが弁護士に相談をしました。
結論、恫喝とはいえないが答えでした。
⚪︎頻繁に吠えた訳ではなく一回
⚪︎議長が止めなかった
⚪︎注意されてない
以上のことから冷静に話すことができていたので恫喝ではないと言われました。
恫喝疑惑と土下座発言の波紋とは？
へずまりゅう氏の“怒号発言”は一気にメディアやSNSで拡散され、ネット上では批判と擁護が入り混じる状況になっています。
特に注目されたのは、本人がXで語った「土下座でも何でもします」という言葉でした。
SNSでの「土下座でもします」発言の真意
へずまりゅう氏は、自身の公式Xアカウントで「【ご報告】奈良市長への恫喝疑惑について。18日に議長と副議長に呼び出され宣告されることになりました」と発言。
そのうえで、「陳謝であれば土下座でも何でもします。もう一度チャンスを下さい」と続けました。
この投稿には、彼なりの“真剣な謝罪”と“政治家としての継続意思”が込められているように見えます。
実際多くのフォロワーからは「反省してるなら頑張ってほしい」という応援コメントが寄せられた一方、「パフォーマンスにしか見えない」「謝るなら議会の場でちゃんと謝れ」という厳しい声も少なくありませんでした。
この発言が注目を集めた背景には、へずまりゅう氏が“元迷惑系YouTuber”というキャラクターを持つ人物であり、過去の言動から「本気かどうか」が疑問視される土台があったことも影響しています。
つまり、「土下座」＝「パフォーマンス」だと感じてしまう人も多くいたわけです。
一方で、彼が市議として本気で職務に取り組もうとしている姿勢に心を動かされた人たちがいたのも事実です。
人気ミュージシャン、「あからさまな差別煽動」へずまりゅう氏の処分を奈良市長に求む。←へずまさんは奈良の為に頑張ってるでしょ😌しかも鹿を蹴飛ばしたりする中国人に、注意するとか普通の人なら怖くてできないですよね💦ルールを守れない中国人に立ち向かえるへずまさんは仕事してるよ😌 pic.twitter.com/VDLFZ0KjtQ
— 阿知和賢 (@ginyokosuka) August 8, 2025
他議員からの擁護と反発の声
へずまりゅう氏の「土下座でもします」発言が広がるなか、同じ奈良市議会の議員たちからも反応が相次いでいます。
特に注目されたのは、柿本元気市議によるXでの投稿です。
柿本氏は、「へずま議員。そんなことが起こるなら俺が全力で反対してあげるよ」と、除名処分に対して明確な“反対”の立場を表明。
続けて「庇うとかではなく、正しい判断ができないのは議会の恥やからね」とし、除名という重すぎる処分に慎重な姿勢を見せました。
この発言からもわかるように、市議会内でも“処分の重さ”に対して意見が分かれていることがうかがえます。
一方で、直接的な批判や懸念の声を公にはしていない議員も多く、沈黙というかたちで距離を置いている様子も見られます。
除名は本当に行われるのか？今後の展開予想
ここまでの流れからもわかるように、へずまりゅう氏に対する除名処分は、単なる“騒動”では終わらない可能性を含んでいます。
では、実際に除名は現実のものとなるのでしょうか？
除名に必要な議決条件と可能性
まず前提として、奈良市議会で議員を除名するためには、「地方自治法第136条」に基づいた厳格な手続きが必要です。
具体的には、以下の条件を満たす必要があります。
- 出席議員の3分の2以上が出席した本会議で
- 出席議員の4分の3以上が「除名」に賛成票を投じる
この条件を見ただけでも、除名はかなり“ハードルの高い処分”であることがわかります。
つまり、感情論だけで簡単に決まるものではなく、議会内の多数派の“合意”が必要です。
へずまりゅう氏もこの点を理解しており、「議会内に敵を作らないよう努力する」と発言しています。
その一環として「土下座でも何でもする」と謝罪姿勢を強調しているのは、議員たちの支持を少しでも得たいという意図が見えてきます。
実際、同僚議員である柿本元気氏のように「除名に反対する」と表明している人物が出てきたことからも、全会一致で除名に進むとは考えにくい状況です。
もちろん、今後の動きや世論、奈良市民の反応次第では議会の空気が一気に変わる可能性もゼロではありません。
しかし、現時点では除名が“確定的”というよりは、「議論の余地がある段階」にあると言えるでしょう。
因みに奈良市議の38人が団結すれば自分を強制的に辞職させれるみたいです。
— へずまりゅう (@hezuruy) September 16, 2025
3分の2以上が出席した本会議で出席議員の4分の3以上が賛成すれば終わります。
(地方自治法第136条)
だから敵を作らぬように政治家として認めてもらえるよう努めます。
まとめ
今回の記事では、へずまりゅう氏の奈良市議会での「恫喝疑惑」や「土下座発言」、そして除名危機について詳しく解説しました。以下に要点をまとめます。
- へずまりゅう氏は、市長への怒号発言が原因で除名の可能性に直面している
- 「土下座でも何でもします」とSNSで発言し、謝罪の意思を表明
- 同僚議員からは「除名に反対する」声も出ており、処分の行方は不透明
- 除名には厳しい議決条件があり、簡単には実現しない可能性が高い
- 市民の声や今後の行動次第で、政治家としての信頼回復もあり得る
私はへずまりゅうさんは一生懸命議員の仕事をしていると思います。ちょっと迫力ありましたが、それぐらい真剣に考えて意見を言っていると思いました。これからも本当に応援していきたいです！
へずまりゅうさんが今後どのように信頼を取り戻していくのか、引き続き注目していきたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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