自公連立崩壊で次の総理は誰に?
10月10日に行われた自公党首会談により、26年続いた自民党と公明党の連立関係がついに終了しました。
連立解消によって政局は一気に不透明となり、「次の総理は誰か?」という疑問が日本中で高まっています。
次の首相は、高市さんに決まってるだろ…#Yahooニュースhttps://t.co/bUpqYkkg3q
— 石川和男(政策アナリスト) (@kazuo_ishikawa) October 13, 2025
自公連立崩壊の衝撃 次の総理は誰に?想定される『3つのシナリオ』
自公連立の崩壊が政局に与えた影響とは
自公連立は1999年から始まり、20年以上にわたって日本の政治の安定を支えてきました。
しかし、公明党が求めていた企業・団体献金の規制強化をめぐって意見が対立し、ついに決裂。
選挙協力も白紙となり、2025年に予定されている衆議院選挙に向けて、両党が別々に戦う可能性が高まっています。
これにより、自民党は一部小選挙区で公明支持層の票を失い、最大で50議席以上を落とすリスクも。
立憲民主党の安住が政策のすり合わせなんかどうでも良いと言ってたからなぁ
— ebi 1192 (@1192_ebi) October 13, 2025
次の選挙議席減らすの自民公明立憲民主党だと思うわ、意味のない政権交代してなんになる😥
首相指名、野党一本化巡り各党の動き活発化 公明も協力否定せず(毎日新聞) https://t.co/FpVOOVpQp5
総理大臣指名選挙の仕組みをわかりやすく解説
日本の総理大臣は、衆参両院による「総理大臣指名選挙」で決まります。
まずは衆議院・参議院それぞれで投票が行われ、過半数を得た人物が総理に指名されます。
もし1回目で決まらなければ、上位2人による決選投票が行われ、最終的には衆議院の判断が優先される仕組みです。
この流れを理解しておくと、今後の政局の動きがぐっと分かりやすくなりますよ。
「 あれ?高市早苗さんは総理大臣に選ばれたんじゃないの?」…と妻が言っていたので、高市さんは自民党の総裁になっただけだから、10月20日か21日にある「 首相指名選挙 」で国民民主党の玉木雄一郎代表が首相になって政権交代の可能性もあることを説明した。 pic.twitter.com/UT2OfgLqeC
— てっぺい (@teppei_free) October 11, 2025
次の総理候補は誰?主要人物を一覧で紹介
現在、次の総理候補として名前が挙がっているのは以下の人物です。
- 高市早苗(自民・現総裁)
- 河野太郎(自民・デジタル相経験)
- 林芳正(自民・元外相)
- 玉木雄一郎(国民民主党代表)
- 藤田文武(日本維新の会・共同代表)
特に注目されているのが高市早苗氏で、自民党内の保守層から強い支持を得ています。
ただし、野党側も結束しつつあり、野党統一候補として玉木氏や藤田氏の名前も浮上しています。
つい先日まで「自公連立」という基盤を持っていた自民・高市早苗総裁。それは脆くも崩れましたが、首相指名選挙では「自民党・196票」を固めきれるでしょうか?
— ルーラル*日常論評 (@karokakkuzzzz) October 13, 2025
首相は誰に? 政権交代へ野党連携か…玉木代表“自民とも野党とも協議” 高市総裁「首相に選ばれるか…」(日テレ)https://t.co/nCYL58Yk25
有力候補と3つの未来図!
次の総理を決めるにあたり、現実的に想定されているのは以下の3パターンです。
シナリオ1:自民+野党一部の連立政権
まず1つ目は、自民党が野党の一部と組むパターンです。
実際、高市氏の側近は「国民民主党との連立」を示唆していました。
しかし国民民主の玉木代表は、支持母体である連合が自民との連立に反対しているため、慎重な姿勢。
このため、維新との連携が現実味を帯びてきており、今後の交渉がカギとなりそうです。
シナリオ2:政権交代で野党連立が誕生?
立憲民主党は今回の連立解消を「政権交代のチャンス」と捉えています。
野田代表は「今こそ野党が力を合わせるべき」と意気込んでおり、国民民主党や維新に党首会談を呼びかけました。
玉木代表の名前も「次期総理候補」として挙がっており、野党統一候補の可能性も。
ただし、政策面での違い(特にエネルギー政策・憲法改正など)が障壁となっており、一本化には時間がかかりそうです。
シナリオ3:自民の単独少数与党が続く未来
野党がまとまりきれなければ、自民党が少数与党として政権を維持する可能性もあります。
実際、玉木代表も「少数与党が常態化する時代」と指摘しています。
複数政党が乱立する「多党化」の時代に入りつつある今、政治の安定性は落ちるものの、民意の多様性が反映されやすくなる側面も。
このように、いずれのシナリオも一長一短があるのが現状です。
次期総理レースに影響を与える要素とは?
総理をめぐる攻防は、人物だけでなく、政治勢力・団体の動きにも大きく左右されます。
自民党内の派閥構図と支持動向
自民党は派閥ごとの力関係が非常に重要。
安倍派、麻生派、岸田派など、どの派閥が誰を推すかによって流れが変わります。
高市氏は保守派に強く支持されている一方で、河野氏は改革派から人気があります。
野党の連携における課題と可能性
政権交代を狙うには、立憲・維新・国民の3党の足並みがそろう必要があります。
特にエネルギー政策や外交での相違が大きく、玉木氏も「今の立憲とは組めない」と発言。
一致点を見出せるかがカギです。
創価学会・連合など支持団体の動きも鍵に
公明党の支持母体である創価学会、国民民主の連合など、背後の団体の動きも大きな影響を持ちます。
今後の政局は、こうした外部勢力の思惑も含めて読み解く必要があります。
総理指名選挙のスケジュール(2025年10月時点)
- 10月10日:自民・立憲の国対委員長が会談
- 10月15日:衆参の議院運営委員会理事会で日程を協議予定
- 10月20日:臨時国会を召集し、首相指名選挙を実施予定
- 10月24日まで:外交日程(ASEAN、日米首脳会談、APEC)に備え、新政権を発足させる必要あり
首相指名選挙
— みやはらわいわい (@miyawai3) October 10, 2025
20日ごろに国会召集され週内に首相指名選挙か。
こんなときにT氏くんなよ(狙ってくる) pic.twitter.com/0MVcvRDOka
まとめ
今回の記事では、自公連立崩壊をきっかけに動き出した政局と、次期総理をめぐる3つのシナリオについて紹介しました。
以下に要点をまとめます。
- 自公連立は企業献金問題をきっかけに26年で終焉
- 次期総理候補には高市早苗、玉木雄一郎、河野太郎などが挙がっている
- 想定される3つのシナリオ:①自民+野党一部、②野党連立政権、③自民単独少数与党
- 政治のカギは派閥、支持団体、野党連携にあり
高市早苗氏になることを願っています。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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