新しいマイナンバーカード2028年版!変更点まとめと導入スケジュールは?

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2028年に新しいマイナンバーカードが導入されるって聞いたけど、何が変わるの?
そんなふうに気になっている方も多いはずです。

2026年に予定されていた新カードの導入は2年延期となり、2028年から本格的にスタートします。
今回のリニューアルでは、利便性と安全性がぐんと進化しますよ!

この記事では、こんなことがわかります👇

  • 2028年版マイナンバーカードの主な変更点
  • 性別欄廃止やデザイン刷新の背景と狙い
  • 電子証明書の有効期限延長暗証番号の統合
  • 現在のカードの使い続け方と切り替えタイミング
  • スマホや保険証・免許証との連携強化ポイント

記事の最後まで読めば、「今持っているカードをどうすればいいのか」「新カードで何ができるのか」がスッキリ理解できます!

ぜひ最後までご覧ください。

目次

新しいマイナンバーカード2028年版とは?

2028年に導入される新しいマイナンバーカードは、デザインや機能が大きく刷新され、より使いやすく、安全性も高まる予定です。

そもそもマイナンバーカードとは?

マイナンバーカードとは、日本国内に住民票がある人に交付されるICチップ付きの本人確認書類です。

運転免許証や健康保険証として使えるだけでなく、コンビニで住民票が取れたり、スマホで確定申告ができたりと、日常の手続きを便利にしてくれる役割があります。

2016年に交付が始まり、2025年9月末時点での保有率は約79.6%。

最近ではスマホにもマイナンバーカードの機能を搭載できるようになり、より身近な存在になってきました。

2028年には、さらにその利便性と安全性を高めた「次期マイナンバーカード」が導入される予定です。

この新カードでは、プライバシーへの配慮や更新の簡略化など、これまでの課題が大幅に見直されます。

導入延期の背景とスケジュール変更

新しいマイナンバーカードは、もともと2026年に導入される予定でした。

これは、初期にカードを作った人たちの有効期限が10年となり、更新時期が2026年から順次始まるタイミングに合わせて計画されていたからです。

しかし、2025年6月に閣議決定された「デジタル社会の実現に向けた重点計画」により、このスケジュールが見直されました。

導入時期は2028年度に延期されることが正式に決定されました。

延期の理由としては、制度上や技術的な課題のクリア、そしてなにより「スピードよりも確実性を重視したい」という政府の判断が挙げられています。

また、全国でスムーズに運用を開始するには、自治体や関係機関のシステム準備にも十分な時間が必要とされているのです。

このような背景から、次期マイナンバーカードの導入は2年後ろ倒しとなりました。

変更点まとめと導入スケジュールの詳細

次期マイナンバーカードでは、「使いやすさ」「安心感」「便利さ」が今よりもっとパワーアップします。

特に注目されているのは、デザインの変更や電子証明書の有効期限延長、そして暗証番号の統合など、日常的に使ううえでのストレスが大きく減る点です。

【変更点まとめ】

  • デザインが刷新
    • ユニバーサルデザイン採用で誰にでも見やすく
    • 券面の文字サイズが拡大、レイアウトもスッキリ
  • 性別欄の削除
    • プライバシー保護とLGBTQ+配慮のため、性別情報はICチップ内にのみ記録
  • 電子証明書の有効期限が10年に延長
    • 現在の5年から10年に(大人対象)
    • 18歳未満は従来通り5年のまま
  • 暗証番号の統合
    • 最大4つから2つに統合
    • 数字4桁(短い番号)と英数字6〜16桁(署名用)の2種類のみ
  • スマホ搭載機能は再設定が必要
    • 新カードではセキュリティ仕様が変更されるため

【導入スケジュール】

  • 当初の導入予定:2026年
    • 初期発行ユーザーの更新時期に合わせて予定されていた
  • 正式導入時期:2028年度に延期
    • スピードよりも確実性を優先、制度や技術面の準備強化のため
  • 切り替えのタイミング:有効期限が近づいたとき
    • 通知書が届き、スマホや郵送などで新カードを申請
  • RSA暗号の仕様変更に伴い、2030年までの移行を求められる場合あり
    • 詳細は今後の法令・運用ルールの発表待ち

今のカードはどうなる?移行と注意点

新しいマイナンバーカードが登場すると、気になるのは「じゃあ今持ってるカードってどうなるの?」ということですよね。

実は、今のカードをすぐに切り替える必要はありません。

現行カードはいつまで使える?

今使っているマイナンバーカードは、券面に記載された有効期限まで問題なく使い続けることができます。

健康保険証や運転免許証の機能、さらにはスマホ搭載の電子証明書なども、これまで通り利用可能です。

つまり、新カードが2028年に導入されたからといって、慌てて申請し直す必要はまったくありません。

更新が必要になるのは、有効期限が近づいたタイミング。

その際には「有効期限通知書」が届きますので、スマホやパソコン、郵送などで簡単に更新手続きができます。

新カードへの切り替えタイミング

新しいマイナンバーカードへの切り替えは、基本的に現在使っているカードの有効期限が近づいてから行う形になります。

つまり、2028年の新カード登場と同時に全員が一斉に切り替える必要はなく、あくまで「更新のタイミングでの切り替え」が原則です。

具体的には、有効期限が近づくと「有効期限通知書」が自宅に届きます。

その案内に従って、スマートフォンやパソコン、郵送などで新カードの申請が可能になります。

注意点として、現在のマイナンバーカードに使われている暗号方式「RSA-2048」は、2031年以降の利用が推奨されていないため、たとえば2021年〜2027年に電子証明書を更新した人は、2030年12月31日までに新カードへの移行が求められる可能性があります。

この点については、今後の法令や運用ルールの発表をチェックしておくと安心です。

スマホ搭載機能の再設定が必要に

現在、多くの人がスマートフォンにマイナンバーカードの機能を登録して使っています。

たとえば、健康保険証としての利用や、役所の手続き、マイナポータルでの情報確認などが、スマホだけでできるようになってきましたよね。

しかし、次期マイナンバーカードへの切り替え時には、このスマホ機能も再設定が必要になると見込まれています。

これは、新カードのセキュリティ仕様や電子証明書が刷新されるため、以前の情報がそのままでは使えなくなるためです。

つまり、新しいカードを受け取ったら、スマホに搭載していた機能も一度リセットして、新カードに対応させる設定をやり直す必要があるということです。

普段からスマホでマイナンバーカードを利用している人は、忘れずに再設定を行うようにしましょう。

マイナ保険証・マイナ免許証との連携強化

次期マイナンバーカードは、単なる本人確認書類としてだけでなく、健康保険証や運転免許証との一体化がますます進化する見通しです。

医療機関でのスマホ活用方法

2025年9月からは、マイナ保険証のスマホ対応が本格的にスタートしました。

事前にマイナポータルアプリで登録しておけば、医療機関の受付でスマホをかざすだけで本人確認ができるようになります。

つまり、財布からカードを出さずにスムーズに診察を受けられるわけです。

さらに、同意をすれば医師や薬剤師が過去の投薬歴や健診情報を確認できるため、重複処方の防止やより的確な診療にもつながります。

このスマホ活用が進むことで、医療現場での利便性はもちろん、患者側の負担も減っていきそうですね。

免許証との一体化による利便性

2025年3月からスタートした「マイナ免許証」は、マイナンバーカードに運転免許証の情報を一体化させた新しい仕組みです。

この一体化により、住所変更や氏名変更などの手続きがワンストップで完了できるようになりました。

また、更新時の講習(優良・一般運転者)はオンラインで受けられるため、わざわざ運転免許センターに出向く必要がなくなります。

さらに、マイナンバーカードひとつで保険証・免許証の両方をまかなえるので、持ち歩くカードが減って、日常の負担も軽くなりますよね。

なお、「従来の免許証との2枚持ち」も選べるので、自分のライフスタイルに合った使い方ができるのもポイントです。

2枚持ち、の方をオススメします!なぜなら一体化してしまうと、万が一無くした時大変な事になるからです。

よくある質問とその答え(Q&A)

Q: 今のマイナンバーカードはすぐに新カードに切り替える必要がありますか?
A: いいえ、現在のカードは券面に記載された有効期限までそのまま使い続けることができます。慌てて切り替える必要はありません。

Q: 新しいマイナンバーカードはどこが変わるのですか?
A: 主な変更点は、デザインのユニバーサル化、性別欄の廃止、電子証明書の有効期限延長(5年→10年)、暗証番号の統合などがあります。

Q: スマホでマイナ保険証を使っているのですが、新カードにすると再設定が必要ですか?
A: はい、必要になります。新しいカードではセキュリティ仕様が変わるため、スマホで利用していたマイナ機能も再設定が必要になる見込みです。

Q: マイナンバーカードと運転免許証を一体化するメリットは何ですか?
A: 手続きが一元化され、住所変更や更新がオンラインで可能になります。カードの持ち歩きも減るのでとても便利です。

Q: 電子証明書の有効期限が10年になるのは誰が対象ですか?
A: 原則として18歳以上の利用者が対象です。18歳未満の方は容貌の変化などを考慮し、現行通り5年のままとなる予定です。

まとめ

今回の記事では、2028年に導入予定の新しいマイナンバーカードについてご紹介しました。以下に要点をまとめます。

  • 新カードの導入時期は当初の2026年から2028年に延期
  • デザインがユニバーサル化し、性別欄が券面から削除
  • 電子証明書の有効期限が5年→10年に延長(18歳未満は対象外)
  • 暗証番号は2種類に統合され、使いやすさが向上
  • 今のカードは有効期限までそのまま使用可能
  • マイナ保険証・マイナ免許証との連携で利便性アップ
  • スマホ機能は新カードで再設定が必要

これからマイナンバーカードの更新時期を迎える方にとって、新カードの特徴や切り替えタイミングを正しく理解しておくことはとても大切です。

スマホやオンラインでの利便性も増していくので、自分の生活にあった使い方を選んで、賢く活用していきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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