「ニューヨークでの暮らしって本当に魅力的なの?」と思っていた人にはショッキングなニュースが飛び込んできました。
東京と比べて、家賃は6倍、殺人件数も6倍。そんな現実のなかで、2025年11月4日にニューヨーク市長選が行われました。
実際、年収720万円でも「貧困層」と分類されるなど、もはや“中間層が住めない都市”とも言われているニューヨーク。
この記事では以下の内容を詳しく解説します。
- ニューヨークの家賃・年収・生活コストの実態
- 東京とのリアルな生活コスト・治安比較
- 市民の声と注目の市長選争点
- 今後の都市格差と日本への影響
ぜひ最後までご覧ください。
ニューヨークはもう住めない?現地のリアルな生活事情
ワンベッドルームで家賃が月51万円。しかも物価は上がり続け、収入はほとんど変わらない…。
そんな暮らしが、今のニューヨークでは「当たり前」になっています。
「暮らせない」ニューヨーク、東京比で家賃6倍・殺人6倍 4日に市長選←東京も場所によっては家賃は高いよな✋でも日本は海外に比べれば安全な国だよね😌高市政権になって移民推進も無くなったし、このまま今のスタンスであれば海外に比べれば日本は凄い平和だね💞田舎に住んで安い家賃で平和が一番🇯🇵 pic.twitter.com/sGOyjNpT1U
— 阿知和賢 (@ginyokosuka) November 4, 2025
家賃の中央値は東京の6倍!1ベッドで月51万円の現実
まず驚きなのが家賃の高さです。
東京ではワンベッドルームの家賃は約8〜9万円が相場ですが、ニューヨークではなんと約51万円。
同じ間取りでも、価格差は歴然です。
しかも、年収の中央値が約1230万円であっても、家賃が年収の約50%を占めるという異常な状態。
これは「住む」だけで、家計の半分を使っているということになります。
住むために生きてる、そんな感覚すら覚えるレベルですね。
年収720万円でも“貧困層”?生活費の高騰と家計圧迫
ニューヨークでは、**年収720万円でも「相対的貧困層」**とされるという衝撃的な事実があります。
物価が高すぎて、普通の暮らしができないのです。
スーパーの食料品、光熱費、教育費、医療費…すべてが日本より高額。
この結果、ニューヨーク市民の4人に1人が貧困ライン以下の生活を送っていると報告されています。
生活の基本が成り立たない現実は、多くの人にとって想像以上に厳しいものです。
治安も悪化…東京の6倍の殺人発生率が示す深刻な問題
暮らしの不安は、家計だけではありません。
犯罪件数の急増という、さらに深刻な問題がニューヨークを覆っています。
https://t.co/GqgGJI7csO
— osamu-i (@Osamui9) November 4, 2025
やや大げさなHLに興味を惹かれたが
・家賃6倍
→1bedroom(中央値)$3350(約51万円)5年間で+23%
→6倍は誇張、円安なので51万という数値は何の意味もないが3300ドルだと場所にもよるがイメージ程上がっていない
もっと凄まじいと思っていた
・殺人6倍
→たぶんもっと多い
犯罪件数の実態と統計データから見る危険な街の顔
ニューヨークの殺人発生率は東京の6倍。
これは単なる感覚ではなく、警察の統計データで明らかになっています。
スリや強盗だけでなく、銃犯罪や殺人が日常的に起こっていることが背景にあります。
夜道を歩くことに不安を感じる市民も多く、「世界一の都市」と言われた時代のイメージとはかけ離れた現実です。
この治安の悪化には、社会構造の問題も大きく関係しています。
犯罪増加の背景にある「格差」と「市の統治崩壊」
犯罪が増えた一因として指摘されているのが、急激な貧困と格差の拡大。
生活に困窮する人々が増え、治安が悪化するという負のスパイラルが発生しています。
また、ニューヨーク市の行政が適切に機能していないという声も多く、市民の不満が市長選の投票行動にも直結しています。
東京との生活比較!コスト・治安・住みやすさのギャップ
東京も決して安くはない都市ですが、ニューヨークと比較するとその違いは一目瞭然です。
医療費・公共交通費・教育費…日本が圧倒的に優位な理由
たとえば、医療費。
日本では保険制度が整備されており、自己負担も限定的ですが、アメリカでは軽い診察だけで数万円かかることも。
また、公共交通や教育費も東京の方が圧倒的に安く、生活コストを抑えることができます。
この差は、実際に移住や留学を考える人にとって重要な判断材料になりますね。
実は東京の家賃は“世界的に見ると激安”だった?
国際的に見ると、東京の家賃は「安い」と評価されています。
それでも生活しづらいと感じる人がいるなかで、ニューヨークの家賃6倍というのは本当に異常です。
「東京って、実は天国かも?」と思ってしまうほどです。
||◤ 家賃6倍、殺人6倍の現実 ◢||
— 高田一洋 (@Takada_Issin) November 4, 2025
こうやってみると現在の東京がいかに”過ごしやすい街”かと言うことがわかります!
家賃も治安も、すべてが東京の常識を超えています。
✅ ワンベッドの家賃は約51万円。東京の同条件の6倍です。
✅ 年収の伸びはたった1%、生活費は爆上がり。
✅… pic.twitter.com/hRqfw17CVM
市長選2025が注目される理由!市民が変化を求めた背景
そんな過酷な都市において、変化を求める声が高まっています。
その象徴が、2025年の市長選です。
ニューヨーク市長選の投開票。物価高騰で市民の4人に1人が貧困レベルに陥る生活苦と、東京都と比べ6倍の殺人、レイプ犯罪5倍など犯罪の抑止が争点になっています。
— 🌸上城孝嗣 | 因果の法則 | 彌栄 | 感謝 🙏 (@taka_peace369) November 4, 2025
東京の家賃と比べると6倍の「世界一の都市」に住みたいと思いますか?
これが資本主義のゴールの姿です。 pic.twitter.com/AlZ8Jb6ZPP
過去最大の期日前投票数から見える市民の焦り
期日前投票は73万人以上。これは、大統領選を除けば過去最多の投票者数でした。
「このままでは暮らせない」という切実な声が、選挙という形で爆発したのです。
それだけ市民の危機感が強いことを示しています。
そして次に注目されているのが、候補者たちの訴える政策です。
注目候補は誰?浮上する政策と「暮らし再建」への期待
治安改善、住宅補助、生活支援などの政策を掲げる候補が支持を集めています。
「誰かがこの街を変えてくれる」と信じる人たちにとって、市長選は希望の一歩でもあります。
けれども、その変化が本当に訪れるかは、まだ誰にもわかりません。
格差が生む絶望と、これからの都市のあり方
ニューヨークの現状は、もはや「他人事」ではありません。
日本でも、将来同じような問題が起こる可能性はゼロではないのです。
中間層の崩壊が都市を破壊するメカニズムとは?
住めるのは富裕層だけ。中間層は締め出され、貧困層が増える。
この構図が加速すると、都市のバランスは一気に崩れます。
結果として、治安悪化、経済低迷、社会不安が広がり、都市としての魅力が失われるのです。
ニューヨークの“今”が、東京の“未来”にならないために
この記事を読んでいるあなたが住む東京も、いずれ同じ道をたどる可能性があります。
だからこそ、いまのニューヨークから学び、都市の未来を考えることが重要です。
暮らしやすい都市を守るためには、政治と市民の連携が不可欠ですね。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- ニューヨークの家賃は東京の約6倍、ワンベッドで月51万円
- 年収720万円でも「貧困層」に分類されるほど生活コストが高騰
- 殺人発生率も東京の6倍と治安も悪化
- 市長選2025では、過去最大の期日前投票が行われ、市民の危機感が表出
- 東京は医療費・公共交通費・教育費の面で世界的に見ても暮らしやすい都市
この記事を通じて、ニューヨークの現実がどれほど深刻かがわかります。
東京はまだこれほどではないものの、ちょっとずつ近づいているような気がします。最近では確実に物騒になっていっています…。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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