これは竹中平蔵の発言がきっかけで、X(旧Twitter)で「年金廃止」がトレンド入りした話題です。
今回の記事では、竹中平蔵のベーシックインカム(BI)構想の内容や年金制度への影響、SNSでの炎上の背景、今後本当に年金が廃止される可能性までを詳しくまとめました。
この記事でわかることは以下の通りです。
- ベーシックインカムの仕組みと竹中平蔵の主張
- SNSで炎上した理由と拡散の背景
- 年金制度の現状と将来の可能性
- ベーシックインカムは現実的なのか?
ぜひ最後までご覧ください。
厚生年金のヤバすぎる手法がバレてしまう…..
— 荒坂ルチヲ (@arasaka_lucio) October 3, 2025
皆さんはこれに何を思いましたか❓
>竹中平蔵 生活保護・年金廃止を主張
pic.twitter.com/NDuYIUSUS2
年金廃止案に批判殺到!竹中平蔵のBI構想とは?
竹中平蔵は過去に、年金や生活保護といった既存の社会保障制度をすべて廃止し、代わりに「月7万円のベーシックインカム」を全国民に配るべきだと主張していました。
この提案に対し、SNSでは「高齢者を切り捨てるのか」「7万円で生活できるわけがない」といった声が殺到しています。
ベーシックインカム導入の背景には、少子高齢化による現役世代の負担増加があります。
その負担を軽減しつつ、シンプルな制度で公平性を保とうという狙いです。
しかし、国民感情としては「これまで年金保険料を払ってきたのに、それがゼロになるのはおかしい」との思いが強く、不信感につながっています。
年金廃止するなら、いままで払った年金ちゃんと返してほしい。 pic.twitter.com/xKNV0j1j8S
— お侍さん (@ZanEngineer) October 3, 2025
ベーシックインカムとは?7万円支給の仕組みを解説
竹中平蔵が提唱するベーシックインカムは、国民全員に無条件で月7万円を給付する制度です。
財源は、年金・生活保護・医療・介護などの社会保障費を統合・再配分する形でまかなうとしています。
この考え方のルーツには、米経済学者ミルトン・フリードマンの「負の所得税」理論があります。
審査が不要で、スティグマ(烙印)を感じずに給付を受けられる点もメリットとされています。

竹中平蔵のBI構想がXで再燃中!SNSでの批判と反応まとめ
2025年10月、突如Xで「#年金廃止」がトレンド入りし、過去のテレビ番組の切り抜き画像や発言が再び拡散されました。
この再燃は、2020年以前の発言にもかかわらず、あたかも最近の発言のように誤解されたことが原因と考えられます。
これにより、「保険料を返せ!」という怒りの声が一気に拡大しました。
年金廃止と言われていますが、今まで国に納めていたお金はちゃんと返ってくるのですよね…?
— 玖礼葉 (@LaMortNoirNeige) October 3, 2025
まさか、お金を返さずにそれを財源にしようとしてないですか。
物凄く怖い事を言っているのに、気づいてないのですかね。カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
#年金廃止 pic.twitter.com/aEZw57iwdV
「保険料返せ!」怒りの声が殺到した投稿内容とは
SNS上では、
- 「今まで納めた保険料を返して」
- 「年金制度壊すなら、天引き分も全部返金しろ」
- 「高齢者をどうするつもり?」
といった声が急増。
特に若年層からは「払うだけで貰えないのは不公平」との声が多く上がりました。
一方で、「年金制度はすでに限界」「BIの方が現実的かも」と考える人も一部存在しています。
過去発言の拡散と誤解?再燃のきっかけを検証
今回の再燃は、X上で拡散された「過去のテレビ報道の切り抜き」がトリガーとなっています。
それが総裁選や国会審議のタイミングと重なったため、「政策として検討中では?」と誤解する人も多く、炎上に拍車をかけた形です。
年金制度の今と未来|本当に廃止される可能性はある?
現時点で、政府が年金を廃止するという正式な方針は一切出ていません。
2025年6月には年金制度改正法が公布されており、内容はむしろ制度の維持と調整を目的としています。
2025年に成立した年金制度改正の中身とは
改正のポイントは主に以下の通りです。
- 在職老齢年金の支給停止基準を緩和
- 年金受給開始年齢の柔軟化
- 働きながら年金をもらう仕組みの強化
これらは制度の廃止どころか、長く持続させるための調整策です。
一方で、制度の持続可能性に対する不安が消えたわけではありません。
廃止の可能性と今後の制度のゆくえ
現実的には、年金制度がすぐに廃止される可能性は極めて低いです。
しかし給付額の減少や受給開始年齢の引き上げなど、制度の「実質的な縮小」は進むと予想されます。
このような状況下で、BI構想が再び注目を集めているのです。
では、実際にベーシックインカムは実現可能なのでしょうか?
ベーシックインカムのメリットと課題|本当に実現可能?
竹中平蔵のBI構想には「簡素で公平」「審査が不要」などの魅力がある一方で、課題も山積みです。
特に注目されているのは、財源の確保と保障の充実です。
財源はどうする?再配分の仕組みと問題点
竹中平蔵は社会保障費(約120兆円)を再配分すればBIの財源になるとしています。
しかし現実には医療や介護など固定的な支出が多く、7万円の全国民給付には追加の負担が必要になる可能性が高いです。
さらに高所得者への課税強化もセットで進めなければ、実現は難しいとの指摘もあります。
高齢者・障害者への影響は?保障の穴を検証
ベーシックインカムは「一律支給」ですが、医療費の補助や介護サポートが必要な高齢者や障害者にとっては、かえって保障が薄くなるリスクがあります。
そのため「支給は公平でも、結果は不公平になるのでは?」という懸念が出ているのです。
これが年金のリアル😭
— 激バズ3rd (@gekibnews) October 3, 2025
「地獄ですよね」
月6万円の年金を受給の高齢者、残り一か月で全財産5万円、光熱費を払うとマイナスで子供に食料や現金を支援されてます。本当は子供達と旅行に行きたいんです
>竹中平蔵 生活保護・年金廃止を主張
pic.twitter.com/U2AHyF0mxH
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- 竹中平蔵は年金・生活保護を廃止し、月7万円のBI導入を提唱
- SNSで「年金廃止」がトレンド入りし、怒りの声や返金要求が殺到
- 実際には年金制度の廃止は検討されておらず、改正法で維持強化が図られている
- ベーシックインカムは理想的な面もあるが、財源や保障の課題が山積している
どう考えてもベーシックインカム(BI)じゃ老後生活できないですよね。一体何を根拠にこんなことを言い続けるんでしょうか。まったく理解できません。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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