「PTAって、なんでこんなに大変なの?」と感じたことはありませんか?
特に最近は、地域との関係に悩む小学校PTAが増えています。昔ながらの祭りや行事への強制参加、年配の団体長との人間関係…。その重圧から、「もうできない」と関係を見直す動きが全国で広がっているんです。
この記事では、
- PTAと地域の関係に限界を感じている現状
- 実際に見直しを実行したPTAの声
- 地域と「ゆるやかにつながる」新しい形
など、実例とともにわかりやすく紹介します。
私も昔くじ引きにより、小学校のPTA会長になってしまった過去があります。その話も交えて書いていきたいと思います。
ぜひ最後までごらんください。
最後に立ちはだかるのがこれなんですよね、とかコメントしました
— 大塚玲子『PTAでもPTAでなくてもいいんだけど、保護者と学校以下略 (@ohjimsho) October 11, 2025
「もうできない」小学校PTA、地域との関係見直し相次ぐ 祭りや伝統行事…「世代間ギャップも」(京都新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/O47Gro4FjX
小学校PTAと地域の関係が限界に!
登下校の見守りから祭りまで…増え続けるPTAの地域負担
小学校PTAは、子どもの登下校の見守りなど、地域との協力が欠かせません。
一方で、夏祭りの出店や伝統行事の運営まで求められることもあり、保護者の負担は年々増加。
京都市内の仁和小学校では、PTAが主催団体の夏祭りでお化け屋敷やスマートボールのブースを担当しました。
これまで本部役員中心だった運営に加え、「サポーター」と呼ばれる新しい協力体制を導入し、できる人ができる範囲で参加する仕組みが試みられています。
「人間関係がしんどい」PTA会長の本音とは
地域との関係で最も多く聞かれるのが「人間関係のつらさ」です。
あるPTA会長は、地域団体のリーダーからの強引な指示に疲弊したと語ります。
「効率的な提案も無視されて、むちゃぶりばかり。子どものためという思いだけでは続けられなかった」との声も。
特に古くからの地域行事に関わる場合、上下関係や暗黙のルールが存在し、精神的なプレッシャーを感じることも少なくありません。

PTA会長の役割だけでも大変なのに、人間関係や色んな行事の調整が本当に重荷でした。
PTAが地域との関係で抱える“見えないストレス”
行事そのものよりも「断れない空気」がストレスの元。
参加して当然、助けて当然といった空気の中で、保護者たちは「子どものためだから」と無理を重ねてきました。
けれど、少子化や共働き世帯の増加により、「もう前と同じやり方は無理」という現実がPTAを変えようとしています。
「もうできない」と見直しが加速する理由とは?
PTAが地域行事から手を引いた学校の決断
京都市内のある小学校PTAは、地域の夏祭りの事務局を長年担ってきました。
しかし数年前、「もうできません」と申し出て、新しい体制の構築を提案。
結果、地域団体とPTAを切り離した別組織を設立し、そこにPTA経験者が関わる形に。
「祭り自体は大切。でも、無理をして続けるより、新しい形で関わりたい」という意志が地域を動かしました。
京都の方が進んでるのかな。
— 白うさ(ちいかわ) (@D0aESpWsv4) September 18, 2025
こっちは地域の催し物に全部役員出してる🫠
無理なものは無理と言えない校園長のせいだと思う。
「もうできない」京都市の小学校PTA、地域との関係見直し相次ぐ 夏祭りや伝統行事…「世代間ギャップも」 | 京都新聞デジタル https://t.co/jQQSXhsIwP
絶対参加をやめたPTA…柔軟な関わり方の現在
別の小学校PTAでは、地域行事への「絶対参加」を撤廃。
協賛金の提供も取りやめ、代わりにボランティア希望者を募る形式に変更しました。
その結果、「参加したい人が気持ちよく関われる」「お金のやりとりがなくなって気が楽になった」との声が増え、雰囲気も一変。
押しつけではない関わり方が、逆に地域とのつながりを深めているんです。
新しい仕組みづくりがもたらす地域との好循環
活動を見直すことで、PTAから地域の担い手が生まれる循環も期待されています。
実際、夏祭りやイベントの協力を通じて、地域活動へ自然に関わるようになった保護者も増加。
無理なく参加できる体制は、長期的には地域の活性化にもつながります。
小学校PTAと地域行事の今後の形は?
世代間ギャップをどう乗り越える?
年配の地域リーダーから「昔はもっとやっていた」と言われ、苦しむPTAも少なくありません。
しかし、働き方や家庭環境が変化した今、かつての「情熱」はそのまま再現できません。
「今できる最大限の関わり方」を共有し、世代を超えて歩み寄る姿勢が求められています。
昔ながらのやり方では持続不可能です。
— KK・これからも正統派で行く丼デカ (@KK041306) October 11, 2025
なり手がいない、金を当てにできない以上身の丈にあったことをするか、やめるしかないでしょうね。
「もうできない」小学校PTA、地域との関係見直し相次ぐ 祭りや伝統行事…「世代間ギャップも」(京都新聞) https://t.co/Le7lkzIquo
PTA改革は地域の担い手育成にもつながる
高齢化が進む地域では、次世代のリーダー不足が深刻です。
PTA経験者が地域団体へ移行し、運営に参加する例も増えており、PTAは「地域の人材育成の場」としての役割も果たし始めています。
地域と学校が連携して“次の担い手”を育てる時代が始まっているのかもしれません。
「やりがい」と「無理しない」のバランスを考える
PTAも地域も「できる人が、できる範囲で」関わることが持続可能なカギ。
無理に頑張りすぎず、自分や家族の生活を大切にしながら活動できる仕組みづくりが、これからのスタンダードです。
そして、子どもたちのために地域とつながる意味を、それぞれの立場で考えることが大切です。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- PTAと地域の関係が重荷になり、「見直し」が全国で進行中
- 地域行事への関わり方を柔軟に変更する学校が増えている
- 見直しの結果、地域との新たなつながりや循環が生まれている
- 高齢化が進む中、PTAが担い手の育成に貢献する可能性もあり
- 無理のない関わり方が、これからのPTA・地域のスタンダードに
これからのPTAは、「つながる」ことを強制ではなく、自発的で心地よいものへ。
昔はこうだったから…という考えをあらため、今の状況にあったPTA運用か、もしくは地域によってはPTAを廃止していると聞きました。時代の流れにそった改革が必要だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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