新幹線切符 ネット予約で不正購入続出!偽サイトと出し子の手口に注意!

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偽サイトと出し子の手口に要注意!

偽物の予約サイトで情報が盗まれる

手口のひとつが、「エクスプレス予約」や「スマートEX」にそっくりな偽サイトです。
見た目はほぼ本物。ログイン画面まで再現されているため、メールやSMSのリンクからうっかりアクセスしてしまい、IDやパスワードを入力してしまう人が後を絶ちません。

JR各社は「メールで個人情報を入力させることはない」と公式に発表しています。

つまり届いたメールやメッセージ内のリンクを不用意にタップしてはいけない、ということです。

出し子が駅でチケットを発券する

偽サイトで盗まれたログイン情報は、犯罪グループによって使われます。予約されたチケットを発券するのが「出し子」の役割です。

出し子はQRコードを持って駅に向かい、券売機でチケットを発券。
この際、手元にクレジットカードがなくてもQRコードさえあれば発券できてしまうという仕組みが、犯罪の温床になっているんです。

発券されたチケットはそのまま転売されたり、別の人物が使用したりして、不正利用の痕跡を消してしまいます。

被害を防ぐためにできる5つの対策

① パスワードの使い回しは絶対にNG!

多くの被害者がやってしまっているのが「他のサイトと同じパスワードを使っていること」。

一度どこかのサイトから情報が漏れたら、そこから他のサービスにログインされるのは時間の問題です。
特に「123456」や「password」などの簡単なパスワードは一発アウト!

使い回しをやめて、パスワード管理アプリなどを活用しましょう。

パスワード管理アプリのおすすめ7選
  • 1Password(ワンパスワード
  • Lastpass(ラストパス)
  • Bitwarden(ビットウォーデン)
  • Microsoft Authenticator(オーセンティケイター)
  • True Key(トゥルーキー)
  • Trend Micro パスワードマネージャー

このアプリは便利ですよ!しっかり管理できます。

② メールやSMSのリンクは開かない

どれだけ本物っぽくても、メールやSMSにあるリンクは信用しないのが鉄則。

公式アプリや、検索して表示される正規のURLからアクセスするようにしてください。

間違っても、届いたメールから直接ログインしないように注意!

③ 二段階認証は必ずONに!

JR東海などでは、スマホを使った二段階認証の導入を進めています。

この機能を設定しておけば、たとえIDとパスワードが漏れても、スマホに届く認証コードがなければログインできません。

1分で設定できて効果は絶大なので、今すぐ確認してみてくださいね。

④ ログイン履歴や予約情報はこまめにチェック

月に1回でもいいので、自分のアカウントに異常がないかチェックしておきましょう。

覚えのない予約が入っていたり、ログイン履歴に知らないデバイスがある場合はすぐに対処!

不安なときは、まずパスワードを変更するだけでもOKです。

⑤ セキュリティ意識を高く持つ

「私は被害に遭わない」と思っていませんか?実は、ターゲットになりやすいのはセキュリティ意識が低い人ほど

ネット予約が便利だからこそ、最低限の対策はマストです!

不正購入の被害に遭ったらどうすればいい?

すぐにやるべきこと一覧

  1. JR各社のサポートセンターに連絡
  2. クレジットカード会社に通報して利用停止
  3. パスワードの変更
  4. 被害の記録(スクショなど)を残す
  5. 警察に被害届を提出

特に大事なのがスピード感です。
「あとでやろう」は禁物!思い立ったらすぐ動いてくださいね。

警察やJRへの通報方法

被害に遭った場合は、次の3つの窓口に連絡しましょう。

  • JR公式のカスタマーサポート(サイト・アプリから)
  • 利用しているクレカ会社(24時間対応の番号があることも)
  • 警察(サイバー犯罪対策課がおすすめ)

通報の際には、次のような情報をまとめておくとスムーズです。

  • 被害内容と日時
  • 不正に購入されたチケットの情報
  • 自分のログインIDやメールアドレス
  • クレジットカード情報(番号は伏せてもOK)

まとめ

今回の内容を改めてまとめると…

  • 偽サイトや出し子による不正購入が全国で急増
  • QRコードを悪用した発券システムが狙われている
  • パスワード管理や二段階認証で被害を防げる
  • 不正利用に気づいたら、すぐにJR・カード会社・警察へ連絡!

便利なサービスほど、正しい使い方と知識が必要不可欠。
この記事をきっかけに、今すぐできる対策を始めてみてくださいね!

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