ゆうちょ銀行が、ついに通常貯金の金利を**0.3%**に引き上げると発表しました!
「え、金利ってそんなに大事?」と思ったそこのあなた。実はこの変化、家計にも資産にもじわじわ効いてくるかもしれません。
この記事では、以下のような疑問や悩みをスッキリ解決していきます👇
- 金利0.2%→0.3%で、実際にどれくらい利息が増えるの?
- 他の銀行と比べてゆうちょはお得なの?
- 金利が上がると得する人・損する人の違いって?
- 定期預金とどう使い分けるのが正解?
- 少額でも意味あるの?今やるべきことは?
ぜひ最後までご覧ください。
【ゆうちょ銀行】貯金金利の引き上げについて https://t.co/AAwxs8v6MO
— JP 日本郵政株式会社 (@JapanPostHD_PR) December 26, 2025
ゆうちょ貯金の金利が引き上げ!背景と変更内容を解説
通常貯金の金利は0.2%→0.3%に
ゆうちょ銀行が、2026年2月9日から通常貯金の金利を年0.2%から0.3%に引き上げることを発表しました。
これは、約1年ぶりの金利改定であり、多くの人が「ちょっとお得になるかも」と期待するニュースですよね。
ただ、0.1%の差が実際にどのくらい影響するのか、ピンとこない人も多いかもしれません。
たとえば、100万円を1年間預けた場合、0.2%の金利なら約2,000円の利息ですが、0.3%になると約3,000円。
つまり、たった0.1%でも、金額が大きければ利息の差も大きくなるということです。
しかも、通常貯金はいつでも引き出せる利便性があるので、使い勝手の良さと金利アップの両方を得られるのはうれしいですよね。
なお、今回の引き上げは「日々利息を計算する」形式のため、2026年2月9日以降に預けたお金だけでなく、すでに預けてある分にも新しい金利が適用されます。
これは地味にうれしいポイントですよね。
日銀の政策金利引き上げ波及、ゆうちょ銀が貯金金利を引き上げ #FNNプライムオンライン https://t.co/X954TQ8n3h
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) December 26, 2025
定期性貯金の金利も今後アップ予定
今回の金利引き上げは、通常貯金だけではありません。
ゆうちょ銀行は「定期性貯金(定期預金)」についても、金利の引き上げを予定していると発表しています。
まだ具体的な適用開始日や金利の数字は発表されていませんが、2025年12月26日時点で最も金利が高い商品は「5年定期貯金」で、金利は0.4%となっています。
この0.4%という数字は、メガバンクや地銀の定期預金と比較しても、実はかなり高水準。
今後この金利がさらに上がれば、長期で貯金したい人にとってはかなり魅力的な選択肢になりますよね。
特に「すぐに使う予定のないお金」を持っている人には、定期性貯金の金利アップは見逃せないニュースです。
ただし、定期預金は途中解約すると元本保証でも利息がつかないことがあるため、「いつでも引き出せる」通常貯金との使い分けが大切になります。
金利改定の背景は?日銀の利上げと連動
ゆうちょ銀行の金利引き上げの背景には、日本銀行(いわゆる日銀)の「利上げ」が大きく関係しています。
日銀は2025年12月19日、長年続けてきた超低金利政策の見直しとして政策金利の引き上げを決定しました。
この日銀の方針転換を受けて、メガバンクや地方銀行も次々に預金金利の引き上げを実施しています。
ゆうちょ銀行もこの流れに追随する形で、通常貯金と定期性貯金の金利を見直したというわけです。
発表によると、「市場金利の動向」「利ざやの確保」「他行の金利水準」などを総合的に判断しての決定とのこと。
つまり、今後も日銀の動きに応じて、ゆうちょの金利は上下する可能性があるということですね。
金融政策の影響が、私たちの預金にここまで直結するなんて、ちょっと意外ですよね。
金利引き上げで得する人・損する人とは?
金利が上がるというニュースを聞くと、なんとなく「みんな得するんじゃない?」と思いがちですが、実はそうでもありません。
得する人と、あまり恩恵を受けられない人の間には、しっかりとした違いがあります。
得する人:高額預金者・元本保証重視の人
今回のゆうちょ金利引き上げで、特に恩恵を受けるのは「まとまった金額を預けている人」です。
たとえば、1,000万円を通常貯金に預けていた場合、年0.2%のときは利息が約2万円。
それが0.3%になると、利息は約3万円に増えます。
このように、預けている金額が大きい人ほど、わずかな金利差でもリターンの差が大きくなります。
また、「絶対に元本を減らしたくない!」という人にとって、ゆうちょのような安全性が高く、なおかつ金利も少し上がるというのは嬉しいニュースです。
特に定年退職後の資金や、学資金など大事なお金を預けている人にとっては、安心感と利回りの両立ができるのがメリットになりますね。
損する人:投資志向の人・定期預金未利用者
一方で、今回のゆうちょ金利引き上げがそこまで響かない「損する人」もいます。
たとえば、NISAや投資信託など、すでに資産運用を積極的にしている人にとっては、0.1%の利率アップは正直あまり魅力的ではありません。
株や投資信託で年5%〜10%のリターンを目指している人にとって、年0.3%の利息では物足りないというのが本音でしょう。
また、ゆうちょの定期預金を利用していない人も、実はちょっともったいないかもしれません。
通常貯金よりも高い金利が適用される定期預金を活用しないままにしておくと、せっかくの金利引き上げの恩恵を受けにくくなります。
特に長期間使う予定のないお金がある人は、定期性貯金への振り分けも検討することで、さらに利息を受け取れるチャンスが広がりますよ。
0.1%の違いで利息はどれくらい変わる?
「たった0.1%の金利差で本当に意味あるの?」と思う人、多いですよね。
でも実は、この0.1%の差が意外とバカにならないんです。
たとえば、以下のような試算を見てみましょう👇
【通常貯金に1年間預けた場合の利息比較(税引前)】
| 預金額 | 金利0.2% | 金利0.3% | 差額 |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 約200円 | 約300円 | 約100円 |
| 100万円 | 約2,000円 | 約3,000円 | 約1,000円 |
| 1,000万円 | 約20,000円 | 約30,000円 | 約10,000円 |
どうでしょう?
預金額が増えるほど、0.1%の差は「ちりつも」でどんどん大きくなっていくのが分かりますよね。
特に退職金やまとまった資金を持っている人にとっては、金利の差だけで数万円変わる可能性もあります。
「低金利時代」とはいえ、やっぱり金利アップはうれしいもの。

ちょっとでも金利アップは嬉しいですね!
ゆうちょと他の銀行の金利比較!どこがお得?
ゆうちょ銀行の金利引き上げはうれしいニュースですが、他の銀行と比べると本当にお得なのでしょうか?
メガバンクと比較すると?
まずは三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行などのメガバンクと比べてみましょう。
2025年12月時点で、メガバンクの普通預金金利は0.001%〜0.02%ほど。
一部で0.1%まで上がったところもありますが、基本的にはまだかなり低い水準です。
それに対して、ゆうちょ銀行は通常貯金で0.3%まで引き上げられます。
この時点で、メガバンクとの差はかなり大きいと言えますよね。
また、メガバンクの定期預金金利も0.002%〜0.1%程度が中心で、ゆうちょの5年定期(0.4%)とは開きがあります。
「大手だから安心」という理由でメガバンクに預けている人は多いですが、安全性の面でいえばゆうちょも同等クラス。
それなら少しでも金利が高い方を選びたくなりますね。
メガバンクより高くなる。預け替えるほうがいいのかね。
— 黒砂水路 (@kurosunyan) December 27, 2025
ゆうちょ貯金金利引き上げ 0.3%に(共同通信)https://t.co/F5kEthdlLn
ネット銀行との違いは?
ネット銀行といえば、「高金利」のイメージがありますよね。
実際、住信SBIネット銀行や楽天銀行、あおぞら銀行などは、条件付きで0.3%〜0.4%の普通預金金利を提供しているところもあります。
ただし、その「条件付き」がポイント。
たとえば、SBI証券との連携(SBIハイブリッド預金)や、特定のサービス利用が必要な場合が多く、誰でもその金利が適用されるわけではありません。
一方で、ゆうちょ銀行の金利0.3%は無条件で適用されるのが大きなメリット。
ネットバンキングに慣れていない人や、ATMでの操作に慣れている人にとっては、ゆうちょのほうが安心感があるかもしれません。
また、全国に支店・ATMがあるという利便性も大きな強みです。
つまり、「誰にでもわかりやすくて確実な金利アップ」を望むなら、ゆうちょの方が使いやすいというケースもあるということですね。
「安全性」と「金利」で使い分けるコツ
銀行選びで迷ったとき、注目すべきポイントは大きく2つ。
それが「安全性」と「金利」です。
たとえば、資産のすべてを高金利のネット銀行に預けるのは魅力的に思えますが、何かあった時の対応やサポート体制に不安が残ることもあります。
反対に、ゆうちょ銀行は全国に支店があり、対面でも相談できる安心感があります。
なので、賢い使い分け方としては👇
【おすすめの使い分けパターン】
- 日常生活用の貯金 → ゆうちょ銀行(利便性&安心)
- 資産運用のための貯金 → ネット銀行(高金利を狙う)
- 長期で使わない資金 → ゆうちょの定期性貯金(0.4%)に振り分け
このように目的ごとに銀行を分けて使うことで、「安心」も「金利」もバランスよく取りにいけますよ。
金利アップを活かす預け方と今後の注意点
せっかくの金利引き上げ、どうせなら最大限に活かしたいですよね。
定期と通常のベストな使い分け方
通常貯金と定期貯金、それぞれにメリットがあるので、どちらが良いというより「目的で使い分ける」ことが大切です。
たとえば、こんな感じの使い方がおすすめです👇
【使い分けのコツ】
| 預金タイプ | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|
| 通常貯金 | 生活費や急な出費用 | いつでも出し入れ自由。金利0.3%で利便性も良好 |
| 定期貯金 | しばらく使わないお金を安全に増やしたい人 | 途中解約しない前提で、より高金利(例:5年で0.4%)が狙える |
もし、急にお金が必要になる可能性があるなら通常貯金を。
数年動かさないお金があるなら定期貯金を選ぶのが賢い選択です。
また、利率は税引前の数字なので、最終的に手元に入る金額は少し下がる点にも注意が必要ですよ。
次の金利改定はある?今後の見通し
「今回の引き上げで終わり?」と気になる人も多いと思いますが、現時点で次の金利改定は未定です。
ゆうちょ銀行の発表によると、金利の改定は「市場金利の動向や他行の状況を総合的に判断して行う」とのこと。
つまり、また日銀が利上げを決定したり、市場全体の金利が上がったりすれば、ゆうちょの金利も再び上がる可能性があります。
ただし、逆に言えば「下がる」こともあるということ。
一度上がったからといって、それがずっと続くとは限らないので、油断は禁物ですね。
だからこそ、今の金利のうちに「どう預けるか」をしっかり考えておくのが大切です。
少額でも預ける意味はあるの?
「0.3%って言っても、少額じゃ利息なんて微々たるものだよね…?」と思っている人、実は結構多いです。
でも、だからといって預けないのはちょっともったいないかもしれません。
たとえば、10万円を1年間預けた場合、0.3%なら税引前で約300円の利息がつきます。
たしかに大金ではないけれど、何もせずに放置するよりは「ちょっと得した気分」になれますよね。
それに、**「お金を貯める習慣」**をつけるという意味でも、少額からコツコツと貯金を始めるのはとっても大事。
さらに今後、金利がさらに上がる可能性もあるので、今から貯めておけば、その恩恵を受けるチャンスも広がります。
ゆうちょ貯金金利引き上げについてのQ&A
Q: ゆうちょの金利は本当にお得なの?他の銀行と比べてどう?
A: ゆうちょの通常貯金金利0.3%は、メガバンクや一部のネット銀行より高く、条件なしで適用される点が大きな魅力です。特に手間なく安全に利息を得たい人にはおすすめです。
Q: 今預けてあるお金にも新しい金利は適用されるの?
A: はい、通常貯金は日々利子計算されるため、2026年2月9日以降は既に預けてあるお金にも0.3%の金利が適用されます。
Q: 定期預金と通常貯金、どっちに預けたらいいの?
A: すぐに使う予定があるお金は通常貯金、数年使う予定のないお金は定期預金に預けるのがベストです。目的ごとの使い分けがポイントです。
Q: 金利アップって、実際どれくらい得になるの?
A: 例えば100万円を1年間預けた場合、0.2%だと約2,000円、0.3%なら約3,000円。預金額が大きいほど差が広がります。
Q: 今後、金利はもっと上がる可能性はある?
A: 金利改定は市場金利や日銀の方針によって左右されるため、今後さらに上がる可能性もありますが、下がることもあるので注意が必要です。
まとめ
今回の記事では、ゆうちょ銀行の貯金金利が0.3%に引き上げられたことについて、その背景や影響、使い方まで詳しく解説しました。
以下に要点をまとめます👇
- ゆうちょの通常貯金金利は、2026年2月9日から0.2% → 0.3%に引き上げ
- 定期性貯金も今後金利アップ予定(詳細は後日発表)
- 得するのは高額預金者や安全重視の人、損しやすいのは投資志向の人
- メガバンクよりも金利は高め、ネット銀行と比べても条件なしで好待遇
- 通常貯金と定期預金は「目的別」に使い分けるのがコツ
- 少額でも利息はつくので、今から預ける意味はある
- 金利は今後さらに変動の可能性があるため、こまめにチェックが大切
ゆうちょの金利アップは、小さなようで意外と大きなチャンス。
「どうせ貯金するなら、少しでも利息がつくところに」そんな考え方がこれからの時代にはより重要になります。
最後までご覧いただきありがとうございます。